週間相場状況(2017/4/8)北朝鮮リスクやアメリカ情勢から下値を模索する週となりそう

今週の振り返り

<日経平均 週足>

今週の日経平均は、18,664.63円(前週比 -244.63 -1.3%)と続落しました。
トランプ政策への不透明感からアメリカの長期金利が低迷し、ドル円の上値が重くなっていることに加えて、北朝鮮リスク、アメリカのシリアへのミサイル攻撃などの地政学リスクが加わり、弱含む流れとなりました。
昨年後半からのトランプ相場で大きく買い越していた機関投資家の年度替わりによる売りも相場を重くしています。

週足チャートからは、現在の日経平均は昨年12月中旬から続くレンジを明確に下抜けており、下落方向へのバイアスが強まっています。

<JASDAQ平均 週足>

<マザーズ指数 週足>

今週の新興市場は、JASDAQ、マザーズともに大きく下落しました。
相場がリスクオフに傾く中で、新興市場も空売りの仕掛けや利益確定売りで大きく下げています。
投資家の投資余力は十分にあり、値ごろ感も感じられる水準まで下げていますが、このような相場環境では積極的な買いは入りずらい状況だと思います。

<ドル円 週足>

ドル円は、110.58円(前週比 -0.81円 -0.7%)と下落しました。

株式市場の調整色が鮮明になっている中、アメリカの長期金利は大きく下げずに停滞しているため、思ったより下落幅が小さい印象です。

トランプの政局運営力に疑問符がついており、減税政策や投資政策の具体的な検討が進みにくい現状においては、アメリカの長期金利はもう一段の下落となる可能性も高く、ドル円も下方向への推移を試す可能性があります。

<米国国債10年金利 週足>

アメリカの長期金利は、先週とほぼ同水準で推移しました。

アメリカでの減税政策や投資政策の検討はしばらく進みそうにはなく、アメリカの長期金利がすぐに上昇に転じる理由は見つからない状況と考えられます。

<NYダウ 週足>

今週のNYダウは、ほぼ横ばいでの推移となりました。

地政学リスクに翻弄される日本市場とは異なり、NYダウは、トランプ政策への不信感とアメリカの堅調な経済状況との綱引きにより動いています。

昨夜の雇用統計も予想を下回っており、トランプのハネムーン期間が明ける4月下旬へ向けて、上げる理由があまり見つかりません。

<WTI原油 週足>

今週のWTI原油は、52ドル台まで上昇しています。

アメリカのシリアへのミサイル攻撃が行われたことで、中東の地政学リスクが高まっておりますので、こちらはしばらく上昇しそうです。



来週の予想

来週の日経平均は、上昇確率30%、下落確率70%程度と予想しています。

北朝鮮やシリアの地政学リスクが高まっており、またアメリカでは4月末にトランプのハネムーン期間が明けることから、現状は腰の据わった資金が入りずらく、日経平均は下値を探る展開となる可能性が高いと考えます。

北朝鮮は、4月15日に建国の父である金日成の誕生日を迎えることから、その前に核実験やミサイル発射が行われる可能性も高く、その場合はニュース速報一発で相場全体が乱高下する展開も警戒されます。

先週、アメリカがシリアを攻撃したことで、北朝鮮も過剰な行動は控える可能性がありますが、普通の予想が通用しないのが今の北朝鮮であり、平然と核実験を行うことも考えられます。

このような状況で、海外の機関投資家が日本株を買い越すことはないと思います。

唯一、上昇となるパターンは、現在高水準で入っている空売りが買い戻されて上昇することくらいしか思いつきません。

少なくとも、北朝鮮リスクが一段落するか、トランプのハネムーン期間が明ける4月末までは大きな投資は控えるべきだと思います。

個別では、新興市場の好業績株などで、手頃な水準まで下落しているものが出てきていますので、ここから急落するようなことがあれば、無理のない範囲で拾っておきたいところです。

管理人の戦略としては、再来週に沖縄旅行を控えていることもあり、材料株などのデイトレ、短期スイングを中心に攻める予定です。

現在は、売り方の空売りが高水準で入っているため、短時間での急落の後には高確率で買戻しによる上昇が来ますので、デイトレ、短期スイングでうまく立ち回れば勝てる可能性が高い週となりそうです。

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