週間相場状況(2017/4/15)騰落レシオは下げ過ぎの領域に入ったものの地政学リスクの警戒強い

今週の振り返り

<日経平均 週足>

今週の日経平均は、18,335.63円(前週比 -329円 -1.8%)と続落しました。

北朝鮮リスクや、シリア問題、アメリカのアフガニスタン空爆などで地政学リスクが表面化して、リスク回避の動きで大幅続落となりました。

トランプのドル高牽制発言もあり、急速に円高が進んだことも日経平均の下落を加速させています。

週足チャートからは、先週、しばらく続いていた持ち合いレンジを下離れたことで、下値を模索する流れとなっています。

<JASDAQ平均 週足>

<マザーズ指数 週足>

今週の新興市場は、JASDAQ、マザーズともに大きく続落しました。

トランプ相場の熱は完全に消えて、相場全体のリスクオフの流れに巻き込まれ、新興市場から資金が急速に抜ける流れとなりました。

業績と比較して割安な銘柄も出てきていますが、新興市場は投資家のセンチメントに過剰に反応しやすいだけに、北朝鮮リスクが落ち着くまでは本格的な買いは控え、個別に下げ過ぎた銘柄を拾う時期だと思います。

<ドル円 週足>

ドル円は、108.88円(前週比 -2.22 -2.0%)と続落しました。

下げた要因はトランプのドル高牽制発言もありますが、地政学リスクによる円買いが最大の理由だと思います。

アメリカの長期金利の下落が鮮明になっていることも、ドル円の下落圧力を強めております。

<米国国債10年金利 週足>

アメリカの長期金利は、2.23%台まで下落しました。

地政学リスクによるアメリカ国債への回帰が進んでおり、またトランプ政策の検討が停滞しているため、暫くは下方向を警戒すべき状況に感じます。

<NYダウ 週足>

今週のNYダウは、ほぼ横ばいでの推移となりました。

アメリカ市場では、地政学リスクは対岸の火事であり、直接大きく相場を動かす要因とはなり得ません。

北朝鮮の大陸間弾道弾の脅威は多少残りますが、実際問題として北朝鮮がそこまでの技術を獲得しているとは考えていないようです。

相変わらずNYダウは、トランプ政策への不信感とアメリカの堅調な経済状況との綱引きで動いています。

<WTI原油 週足>

WTI原油は52ドル台後半まで上昇しています。

地政学リスクが高まっているため、こちらはしばらく上昇しそうです。



来週の予想

来週の日経平均は、上昇確率40%、下落確率60%程度と予想しています。

本日の金日成生誕祭を無事通過すれば、一旦あく抜けとなり上昇する可能性もありますが、軍事衝突のリスクはまったく低下しておらず、警戒感からの下げが続きそうです。

ただ、北朝鮮が中国との対話に応じるなどの進展があれば、大きく切り返す可能性も残るところです。

騰落レシオは70を割れてきており投資のチャンスが近づいているのは確実ですが、行き過ぎるのが相場の常ですので、状況が好転するまでは買うにしても打診買いレベルに留めるべきだと思います。

また、今後アメリカと北朝鮮の軍事衝突が発生した場合はオーバーシュートぎみに相場が下落する可能性があるため、今はキャッシュポジションを高めておきたい時期です。

先週の週刊相場状況の記事にも書きましたが、北朝鮮リスクが一段落するか、トランプのハネムーン期間が明けて今後の見通しが立ちそうな4月末までは大きな投資は控えるべきだと思います。

個別では新興市場を中心に反発に転じる銘柄も散見されており、昨日保有株であるネットマーケティングが15%高となるなど明るい兆しも見え始めています。

個人的には、4月18日より沖縄へ旅行するため、基本的にはポジションは最低限として様子を見るつもりです。

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