週間相場状況(2017/4/22)イベント波乱なければじり高展開か、大型株が仕込み時の可能性

今週の振り返り

<日経平均 週足>

今週の日経平均は、18,620.75円(前週比+285.12+1.6%)と上昇しました。

週初は、先週のリスク回避の流れから18,239円と下げて始まったものの、地政学リスクが一服したことや、下げ過ぎの反動から空売りの買戻しや新規買いが入り、しばらくじり高の展開が続いた後、4月20日のアメリカ市場で減税政策の早期実現期待が再燃したことで金曜日は大幅高となりました。

週間レベルで見ると、5週間の続落で1300円弱下落した後、実に6週ぶりの上昇となりました。

<JASDAQ平均 週足>

<マザーズ指数 週足>

今週の新興市場は、JASDAQ、マザーズともに切り返す動きとなりました。

先週までの下落幅が大きい銘柄を中心にショートカバーが入り、大きく上昇する銘柄も目立ちました。

<ドル円 週足>

ドル円は、109.33円(前週比 +0.68 +0.6%)と上昇しました。

地政学リスクが一服したことや、アメリカの長期金利の底打ちの兆しから、値を戻す展開となりました。

<米国国債10年金利 週足>

アメリカの長期金利は、2.24%台まで小幅に持ち直しました。

ここ数週間は、トランプの政権運営力への疑問などから下げていましたが、米政府高官の減税政策への発言などから下げ止まる動きとなりました。

<NYダウ 週足>

今週のNYダウは、週間で100ドルほど上昇しました。

トランプ政策への不信感とアメリカの堅調な経済状況との綱引きで動く展開が続いており、大きくは動けない状況となっています。

<WTI原油 週足>

WTI原油は3ドル以上下落して、49.63ドルとなりました。

中東の地政学リスクが一服したことと、原油在庫の多さが値を切り下げている理由です。



来週の予想

来週の日経平均は、上昇確率60%、下落確率40%程度と予想しています。

明日のフランス大統領選の第1回投票と始めとする重要イベントが重なる週であり、読みづらい面が多い週ですが、イベントを無事に通過する前提で考えれば、アメリカの長期金利に下げ止まり感が出ているだけに、年度替わりの機関投資家の資金が入って上昇しやすい週であると考えています。

ただ、ゴールデンウイーク明けまでにアメリカの雇用統計やフランス大統領選の第2回投票などを控えているだけに、極端に大きな上昇は期待できそうにありません。

来週の主イベント

4月23日(日) フランス大統領選の第1回投票

4月25日(火)北朝鮮の人民軍創設記念日

4月26日、27日(水木)日銀金融政策決定会合

4月27日(木)ECB理事会

4月28日(金) アメリカ暫定予算案上院通過期限

また、明日のフランス大統領選で波乱があって暴落するようであれば、そこが絶好の買い場となりそうです。

最大の波乱は、前経財相のマクロン候補が第2回投票に進めずに敗退するケースですが、その場合は一時的に相場が下落する事態が予想されます。

ただ、昨年、イギリスの国民投票やアメリカの大統領選挙で相場は急落・急騰を見せているため、短期筋も同じ轍を踏まないように、今回は波乱があった場合でも一気に下げずに、アルゴ売りのようなじり下げとなる展開も考えられるため、入りどころは慎重に判断したいところです。

フランス大統領選が波乱となった場合の本当のトレンドは、月曜日夜間の海外市場を見るまでわからないため注意が必要です。

その他のイベントについては、管理人はあまり警戒していませんが、相場急変への備えだけは怠らないようにしています。

個別では、イベントに波乱がなくアメリカの長期金利が底入れする前提で、これまで大きく下落していた銀行株や自動車株などの大型株が仕込み時となる可能性がありそうです。

IPOセカンダリーのページは、本日中に更新予定です。

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