週間相場状況(2017/4/29)リバウンド一服で様子見姿勢の強い週となりそう

今週の振り返り

<日経平均 週足>

今週の日経平均は、19,196.74円(前週比+575.99+3.1%)と上昇しました。

週前半~中盤は、フランス大統領選の第1回投票を無難に通過したことと地政学リスクの一服で、下げ過ぎの反動による先週からの戻しが継続しましたが、週後半になるとゴールデンウィークを前にポジションを手仕舞う動きも見られ、停滞ぎみの相場展開となりました。

週間レベルで見ると、3月最終週の3月権利落ち前の水準をすでに回復しており、リバウンドによる上昇はひとまず終了したと考えたほうが良さそうです。

<JASDAQ平均 週足>

<マザーズ指数 週足>

今週の新興市場は、JASDAQ、マザーズともに続伸する流れとなりました。

こちらは、3月最終週の水準を回復するには至っておらず、日経平均が動けないナギ相場となれば、小型株を中心とした戻りが継続する余地を残していそうです。

<ドル円 週足>

ドル円は、111.31円(前週比+2.23 +2.0%)と続伸しました。

アメリカの長期金利が切り返していることで、ドル円も上昇基調にありますが、ここから大きく上抜けるには新しいポジティブ材料が必要となりそうです。

<米国国債10年金利 週足>

アメリカの長期金利は、2.3%手前まで小幅に持ち直しました。

地政学リスクの一服などで先週からの戻りが継続しましたが、ハネムーン期間が明けるトランプの政局運営や、今週のアメリカの経済指標に陰りがみられたことなどで、下値は堅そうですが上値も重いという状況にあります。

<NYダウ 週足>

今週のNYダウは、一時21,000ドルを超えて史上最高値に迫るところまで上昇する場面もあり堅調な推移となりました。

また、ナスダック指数は今週も史上最高値を更新しており、アメリカの株式市場は依然として好調です。

この背景にあるものは、アメリカ経済の成長期待と、金余りの現実と考えられます。

<WTI原油 週足>

WTI原油は49ドル台での推移が続いています。

原油在庫の多さが目立ちますが、協調減産遵守監視委員会が7月から6カ月の減産延長が必要との見解を示したことで、5月のOPEC総会での協調減産延長の可能性が浮上して下値を堅くしています。

いつも思うのですが、原油価格の維持というと、OPEC総会での協調減産ばかりでアメリカのシェールオイルの掘削量の規制をなぜ行わないのでしょうか。

シェールオイルを掘削するためのリグ数は、採算の関係から原油価格の水準で決まるので規制対象外なのでしょうが、そもそも、これだけ原油価格が下がったのは、アメリカのシェールオイルのせいなのですから、根本的な対策をするのであれば採算うんぬんに関係なくシェールオイルの掘削量にも規制を設けるべきだと思います。



来週の予想

来週の日経平均は、上昇確率60%、下落確率40%程度と予想しています。

日本市場はゴールデンウイークの狭間となり営業日が2日しかありませんので、積極的な売買は控えられて様子見の相場となりそうです。

下げ過ぎのリバウンドも一服しており、来週は海外市場しだいの相場となりますが、北朝鮮リスクがくすぶり、フランス大統領選の第2回投票やアメリカ雇用統計を控える週であるものの、どれも相場を大きく動かす材料とはなりそうにありません。

個別では決算銘柄やゲーム関連などの一部材料株以外はあまり動かない相場になりそうです。

5月はSELL IN MAYのアノマリーもあり、株式市場の下落が警戒されますが、急落が発生するとしても5月中旬以降になりそうであり、5月第1週はナギの相場となると予想しています。

来週の主イベント

5月2日、3日(火、水) アメリカFOMC

5月5日(金)アメリカ雇用統計

5月7日(日)フランス大統領選第2回投票

IPOセカンダリーのページは、明日中に更新予定です。

IPOセカンダリー

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