週間相場状況(2017/7/8)日経平均反発濃厚。新興市場も上げ目線だが警戒怠れず。

今週の振り返り

<日経平均 週足>

今週の日経平均は、19,929.09円(前週比-104.34 -0.5%と小幅に下落しました。

7月2日の都議選で自民党が大敗し、相場への影響が心配されたものの、ほとんど無風。また、7月4日には北朝鮮の大陸間弾道弾発射実験の成功で地政学リスクがぶり返しましたが、これも相場の大きな重しとはならず、週間ベースでは小幅な下落に留まりました。

欧米の長期金利が上昇傾向にあるなか、7月7日に日銀が定例及び臨時の国債買い入れを同時に実施して、金利上昇を抑制する姿勢を見せたことでドル円は円安に推移しており、また、昨夜発表されたアメリカの雇用統計も強い結果となったことから、目先は切り返しそうです。

現時点での日経平均EPS、日経平均PER

日経平均EPS 1,392.67円

日経平均PER 14.31倍

<JASDAQ平均 週足>

<マザーズ指数 週足>

今週の新興市場は、JASDAQ平均は上昇、マザーズは下落しました。

都議選の自民大敗や北朝鮮問題、九州豪雨など、投資家のセンチメントを悪化させそうな材料の多い週でしたが、相場への影響は限定的でした。

マザーズ指数は上昇に陰りが見られるものの、JASDAQ平均は今週も年初来高値を更新するなど、新興市場全体としては強い相場が継続しました。

<ドル円 週足>

ドル円は、113.78円(前週比+1.35 +1.2%)と続伸しました。

欧米の長期金利が上昇傾向にあるなか、日本の低金利を継続する姿勢がドル円を押し上げているようです。7月7日の日銀による国債買い入れは、市場への強いメッセージとなっており、また昨夜のアメリカの雇用統計の結果が良好であり、12月利上げの確率が上昇していることから、ドル円の上昇はしばらく続きそうです。

<米国国債10年金利 週足>

米国国債10年金利は、2.386%と続伸しました。

アメリカはすでに金融緩和の出口戦略を模索している段階にありましたが、欧州のテーパリング観測などが刺激となったようです。

欧米とも市場の混乱を避けながら緩和出口に向かうというのが市場のコンセンサスとなっているため、長期金利は今後も緩やかに上昇しそうです。



来週の予想

来週の日経平均は、上昇確率70%、下落確率30%程度と予想しています。

今週、北朝鮮リスクなどで下落した日経平均ですが、昨夜のアメリカ雇用統計やドル円の状況などから、来週に限っては高確率で上昇すると予想しています。

ただ、中期的には欧米の金融緩和政策の終焉が相場の重しとなる場面がありそうあり、警戒感から大幅な上昇は望めないように感じます。

大きめに上昇する場面があれば、すぐに利確の売りが入るなどで、20000円付近を軸としたボラの低い相場展開が続きそうです。

また、この夏は、どこかで相場が暴落する場面があると予想しており、常に暴落への備えが必要と考えております。

新興市場

新興市場は、上昇確率70%、下落確率30%程度と予想しています。

一時の勢いはなくなりつつありますが、JASDAQ平均が年初来高値の更新を続けていることから、まだ過度な警戒は不要であると考えています。

マザーズ指数は上値が重くなっていますが、個人投資家のセンチメントは依然として良好であり、先週やや軟調であった反動もあり今週は上昇しそうです。

あいかわらず、材料株やゲーム株などの一部の銘柄が、銘柄を微妙に変えながら物色されるという流れが継続しそうですが、資金の逃げ足は一時に比べて早くなってきており、業績の裏付けに乏しい材料株を手がける場合は売買タイミングに一層の注意が必要と考えられます。

仮想通貨関連、ライザップ関連、ゲーム関連の3本柱が物色される流れは来週も健在と予想しています。

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