週間相場状況(2017/7/16)そろそろ夏枯れを警戒する時期か

今週の振り返り

<日経平均 週足>

今週の日経平均は、20,118.86円(前週比+189.77 +1.0と上昇しました。

週初の月曜日、火曜日は、アメリカの雇用統計が良好だったことなどから大きく上昇しましたが、水曜日夜間の議会証言でイエレンFRB議長がアメリカの金融正常化についてハト派よりの発言をしたことを受けてアメリカの長期金利が下落、為替が円高基調となったため週後半は上値の重い展開となりました。

アメリカの金融正常化を緩やかに進めること自体は、長期的には株式市場にプラスと考えられますが、アメリカの利上げペースも緩やかになるので短期的には為替が日経平均を抑えることになります。

今週のイエレンFRB議長の議会証言によって、日経平均はボラの低い状態がさらに続きやすい状況になったと考えています。

現時点での日経平均EPS、日経平均PER

日経平均EPS 1,393.27円

日経平均PER 14.44倍

依然として、先進国のなかで日本株の割安さが目立つ状況です。

<JASDAQ平均 週足>

<マザーズ指数 週足>

今週の新興市場は、JASDAQ平均、マザーズ指数とも上昇しました。

JASDAQ平均は今週も年初来高値を更新しています。

ただ、新興市場の材料株物色の強さは、一時期と比べて弱めとなってきており、短期資金の逃げ足の速さも目立つようになりました。

海外のヘッジファンドなどの短期筋の夏休みが近づいており、そろそろ夏枯れが心配される時期に差し掛かります。

<ドル円 週足>

ドル円は、113.16円(前週比-0.75 -0.7%)と下落しました。

ここ数週はアメリカの長期金利の上昇を背景とした円安が続いていましたが、水曜日夜間のイエレンFRB議長のハト派よりの発言によって長期金利の上昇が止まり、ドル円も円高基調へ変わりました。

 

<米国国債10年金利 週足>

米国国債10年金利は、2.332%と下落しました。

最近、アメリカの金融正常化を材料として上昇していましたが、イエレンFRB議長のハト派発言によって上昇が止まった状況です。

<NYダウ 週足>

NYダウは21,637.74ドルと、上昇しました。

史上最高値を更新しています。

イエレンFRB議長のハト派よりの発言によって、アメリカの金融正常化ペースが緩やかになることが好感されたものと考えられます。

それにしても恐るべき強さです。



来週の予想

来週の日経平均は、上昇確率40%、下落確率60%程度と予想しています。

今週のイエレンFRB議長のハト派よりの発言によって為替が円高ぎみに推移することが予想されることや、欧米の機関投資家の夏休みが近づいていることで出来高が減少傾向にあることなどが理由です。

ただ、NYダウが堅調なことや、日経平均EPSや日経平均PERなどの指標から日本株の割安さが目立つため、下げたとしても下げ幅は限定的となりそうです。

なお、アメリカの株式市場が下げないうちは過度な心配は不要と思いますが、先週も記載したとおり、この夏は、どこかで一旦相場が暴落する可能性もあると考えており、資金管理に注意が必要な場面と考えております。

新興市場

新興市場は、上昇確率60%、下落確率40%程度と予想しています。

JASDAQ平均が年初来高値の更新を続けているなど、個人投資家のセンチメントは依然として良好であり、過度な心配は不要と思いますが、マザーズ指数の上値が重くなってきていることや、夏枯れの時期に差し掛かることから、攻めつつも万が一の暴落に備えた戦略をとるべき時期と考えています。

材料株やゲーム株などが物色されるという流れが継続しそうですが、資金の逃げ足は一時に比べて早くなってきており、売買タイミングには一層の注意が必要と考えられます。

最近、ビットコインの分裂問題のせいか、仮想通貨関連株の動きが弱いことが気になります。

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