週間相場状況(2017/7/29)夏枯れを警戒しつつも目先はリバウンドを期待

今週の振り返り

<日経平均 週足>

今週の日経平均は、19,959.84円(前週比-139.91 -0.7%と下落しました。

週初は円高で下落し、週中は堅調なアメリカ市場に刺激されて連れ高となり、また好決算銘柄が大きく買われ日経平均も上昇、週末にかけては加計学園問題や稲田防衛大臣辞任、北朝鮮問題再燃で下落しました。

下落したと言っても週間ベースでの下落幅は小幅であり、6月初めからの方向感のないボラの低い展開が継続している状態と考えられます。

現在の日経平均を動かしている材料は以下のとおりです。

【好材料】

・好調な四半期決算

・他の先進国と比べて割安な日経平均EPS、日経平均PERなどの指標

・アメリカの株式市場の好調さ

【悪材料】

・時期的に夏枯れが警戒される

・北朝鮮問題の再燃

・安倍政権のゆらぎ

・為替の推移が円高基調

最近の相場は、上記の材料の強弱によって、小幅なレンジ内を上下する状態が続いていると考えています。

現時点での日経平均EPS、日経平均PER

日経平均EPS 1,395.79円

日経平均PER 14.30倍

東証1部の空売り比率推移

(7/28) 40.1

(7/27) 38.1

(7/26) 38.7

(7/25) 38.1

(7/24) 37.9

<JASDAQ平均 週足>

<マザーズ指数 週足>

今週の新興市場は、JASDAQ平均は上昇、マザーズ指数は下落しました。

JASDAQ平均は今週も年初来高値を更新しています。

マザーズ指数が下落した原因は、これまで堅調であったゲーム関連株が、決算が引き金となって急落した影響であると考えています。

個人投資家の購入比率が大きいゲーム株が急落したことによって、個人投資家の損益状況が悪化して、他の保有銘柄を含めた見切り売りが膨らんだことが、マザーズ指数の下落に繋がっているようです。

<ドル円 週足>

ドル円は、110.96円(前週比-0.17 -0.2%)と小幅に下落しました。

7月中旬のイエレンFRB議長のアメリカの金融正常化ペースに関するハト派よりの発言による円高基調が今週も継続しました。

<米国国債10年金利 週足>

米国国債10年金利は、2.291%と先週からやや上昇しました。

7月中旬のイエレン発言は織り込まれたようです。今後は、来週末の雇用統計などの利上げ見通しを左右するイベントに注目がシフトしそうです。

<NYダウ 週足>

NYダウは21,830.31ドルと、今週も上昇しました。

史上最高値を更新しています。

トランプ政権の不安定さが続くなか、好調な企業業績などに支えられて上昇が続いています。

この週足チャートと見ると、今夏のNYダウはなかなか調整しそうにありません。

<NASDAQ 週足>

NASDAQは、6,374.67ドルと先週からほぼ変わらず。

ハイテク株の決算内容などで、日々の動きは上下に変動していますが、週間ベースではそれほど動いていません。

こちらも堅調な状態が続いていると考えて問題ないと思います。



来週の予想

来週の日経平均は、上昇確率60%、下落確率40%程度と予想しています。

時期的に調整が警戒されるものの、今年の相場は例年とは異なりアメリカ市場が堅調であり、また先週から本格化した日本企業の四半期決算も概ね堅調であることから、日本株の割安さが改めて意識される状況にあるなど、崩れそうで崩れない相場が続いています。

今後も、アメリカ市場が堅調なうちは、日経平均も大きく崩れる可能性は低いと考えています。

日本独自の懸念材料は、安倍政権の問題、この一点だけです。

内閣支持率が20%台に低下しているなど、万が一、安倍総理が退陣する事態となれば、日経平均は大きく暴落することでしょう。

昨日の東証1部の空売り比率は、久しぶりに40%台に上昇しましたが、上昇の原因は安倍政権の信任低下によるものだと思います。

しかしながら、現実的に考えて安倍政権が崩壊する可能性は低く、早ければ8月3日にも実施される内閣改造をきっかけにして、大きく上昇に転じる可能性もあると考えています。

なお、これまで世界的に堅調な相場が続いているだけに、些細なキッカケで相場が暴落する可能性は常に内在しており、思わぬ暴落に備えて資金管理にはくれぐれも注意したいところです。

新興市場

来週の新興市場は、上昇確率50%、下落確率50%程度と予想しています。

今週末の新興市場の下落などで、株価はリバウンドを試す可能性の高い位置にあると考えますが、このところゲーム関連株が急落しているなど、新興銘柄を多く手掛ける個人投資家の損益は悪化傾向にあり、センチメントが良いとは思えません。

欧米の投資家が夏休みに入るなど、夏枯れも心配される時期であり、短期資金の逃げ足も早く、手掛けずらい場面もありそうです。

ただ、相場全体の環境は必ずしも悪くなく、日経平均が上昇する場面では空売りの買戻しも入り新興市場も上昇しそうです。

いずれにせよ、売買タイミングには一層の注意を払う必要がありそうです

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