週間相場状況(2017/8/12)北朝鮮リスクによる下げ止まりを待つとき

今週の振り返り

<日経平均 週足>

今週の日経平均は、19,729.74円(前週比-222.59 -1.1と下落しました。

週初は平穏に推移していたものの、週中から北朝鮮リスクがクローズアップされて世界的なリスクオフとなり、週間ベースでは1%程度の下落となりました。

日本市場が祝日で休業となっていた一昨日の夜間からは、北朝鮮リスクに乗じた短期筋の売り仕掛けが入り、現時点でのCME日経先物は19,390円まで急落しております。

ここまで先物が下げたのは、短期筋の大規模な売り仕掛けが原因です。

週足チャートは、3か月程度続いた20,000円前後の持ち合いレンジを下離れており、下落圧力が高まりやすい形状をなしていますが、企業業績は堅調であり、日経平均PERもアベノミクス相場の下限付近に位置しており、ファンダメンタルズからは悲観する状況とは考えられません。

ただ、レンジを下抜けているため下げ止まりを確認する必要がありそうです。

現時点での日経平均EPS、日経平均PER

日経平均EPS 1,413.13円

日経平均PER 13.96倍

東証1部の空売り比率推移

(8/10) 41.1

(8/9) 41.7

(8/8) 39.4

(8/7) 39.0

(8/4) 39.0

<JASDAQ平均 週足>

<マザーズ指数 週足>

今週の新興市場は、JASDAQ平均、マザーズ指数とも下落しました。

特にマザーズ指数は下落幅が大きくなっており、5月中旬の水準まで下落しています。

マザーズ指数が下落した原因は、これまで堅調であったゲーム関連株などが、決算が引き金となって急落したことにより、個人投資家の損益状況が悪化して、他の保有銘柄を含めた見切り売りが膨らんだためと考えられます。

<ドル円 週足>

ドル円は、109.14円(前週比-1.55 -1.5%)と下落しました。

北朝鮮リスクによるリスクオフによって円高が進んでいます。

現在の水準は、4月17日、6月14日につけたここ数か月の下限である108円台に近づいており、この水準で下げ止まることができるか注目されます。

<米国国債10年金利 週足>

米国国債10年金利は、2.190%と下落しました。

先週末の雇用統計を受けて上昇する場面があったものの、北朝鮮リスクにより押し戻された状態です。

<NYダウ 週足>

NYダウは21,858.32ドルと、今週は小幅に下落しました。

これまで毎週史上最高値を更新する流れが続いていましたが、北朝鮮リスクに水をさされた週となりました。

北朝鮮リスクは日本にとっては一大事ですが、アメリカにとっては数ある火種のひとつに過ぎず、戦争に発展する事態とならなければ、ここから急落するほどのインパクトがある事象とは考えられません。

グアム島がからんでいるものの、所詮はアジアの片隅で起こっている事象に過ぎません。

<NASDAQ 週足>

NASDAQも下落。

こちらも、全体的なリスクオフ基調に影響されて下げています。



来週の予想

来週の日経平均は、上昇確率30%、下落確率70%程度と予想しています。

管理人の考えとしては、北朝鮮リスクは今回も一時的なものであり、すぐに武力衝突に発展する可能性は限りなく低いと考えます。

今後も、米朝間で口先合戦を繰り返しながら、他国も巻き込んで水面下での交渉が長期に渡って続くはずです。

現在の日経平均は日経平均PERなどの指標から割安であり、また今期の企業業績は好調で今後の上方修正がほぼ確実な状況であるため、北朝鮮リスクの影響が緩和して行くにしたがって、また20,000円を超える動きとなると予想しています。

しかしながら、現在は市場参加者が減少する時期であり、短期筋の売り仕掛けが入っている状況ですので、一旦は下値を見極める必要がありそうです。

現在のCME日経先物は19,390円であり、この水準は昨年末から数か月間持ち合いが続いた水準ですので、ここが下値となっても何ら不思議ではないレベルと考えていますが、もう一段のオーバーシュートも警戒しておくべきです。

現在は、好業績株を安く仕込める絶好のチャンスが到来しています。

今すべきことは以下と考えています。

中長期目線では

・仕込む銘柄を調査

・マクロの下げ止まりを待つ

・日々の動きを確認しながら段階的に仕込む

短期目線では

・値動きを監視して、短期筋の空売りの買戻しによるリバウンドに乗る

新興市場

来週の新興市場は、上昇確率20%、下落確率80%程度と予想しています。

新興市場には厳しい流れが続きそうです。

最近、決算を引き金に急落する銘柄が目立っており、投資家のセンチメントは最悪の状況です。

しばらくは無理に入らず、相場全体の下げ止まりを確認する必要がありそうです。

ただ、全体の下げが一巡すれば、また盛り上がる時期が到来すると考えられるため、その時期を待つのが賢明と考えます。

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