週間相場状況(2017/9/10)軟調な地合いも北朝鮮リスク緩和による戻りを期待

今週の振り返り

<日経平均 週足>

今週の日経平均は、19,274.82円(前週比-416.65 -2.1%と大幅に下落しました。

9月9日の北朝鮮の建国記念日を控えた警戒売りもありますが、一番の要因はドル円の急落です。

世情の不安定さから米国債が買われており、アメリカの長期金利の低下に歯止めがかかりずらいことや、ECB理事会通過でECBのテーパリング近しという思惑にからんだユーロ高が重なって、円高圧力がかかりやすい地合いとなりました。

週足チャートからは、昨年末から数か月揉み合いが続いた19,000円前後のラインで下げ止まることができるかが注目されます。

ここを下抜けた場合は、4月中旬につけた18,200円前後までの下落を覚悟する必要がありそうです。

支援材料はアメリカ株が堅調なことです。今のアメリカは政治不安やハリケーン被害が深刻ですが、逆にこのような状況下では9月19日からのFOMCではマーケットに優しい金融政策がとられることが確実と考えられ、しばらくは、アメリカ株が大きく崩れることはなさそうです。

(9/8)日経平均EPS、日経平均PER

日経平均EPS 1,407.95円

日経平均PER 13.69倍

数字的には割安な水準ですが、円高が進んでいることで日経平均EPSの低下懸念があり、ドル円が下げ止まるまでは買い材料にはなり得ません。

東証1部の空売り比率推移

(9/8) 41.6%

(9/7) 42.1%

(9/6) 43.1%

(9/5) 45.2%

(9/4) 44.5%

東証1部の騰落レシオ(25日)

(9/8) 96.51

(9/7) 99.21

(9/6) 97.18

(9/5)96.69

(9/4) 100.93

<JASDAQ平均 週足>

<マザーズ指数 週足>

今週の新興市場は、JASDAQ平均、マザーズ指数ともに下落しました。

特にマザーズの下落幅が大きく、1週間で約9%と大きく下落しています。

マザーズはしばらく厳しい状況が予想されますが、需給整理が進めば、また年末にかけて大きく上昇する時期が来ると考えられます。

<ドル円 週足>

ドル円は、107.59円(前週比-2.63 -2.4%)と大きく下落しました。

今週の急落は、北朝鮮問題の影響もありますが、一番の原因はアメリカの長期金利の急落です。

また、ユーロ高⇒ドル安⇒円高という連鎖も重なり、円高が進みました。

<米国国債10年金利 週足>

米国国債10年金利は、2.054%と大きく下落。

世情不安などでアメリカ国債が買われており、長期金利の下落が続きやすい地合いとなりました。

<NYダウ 週足>

<NASDAQ 週足>

アメリカの株式市場は、NYダウ21,797.79ドル、NASDAQ6,360.19と、両者とも先週から小幅に下落しました。

アメリカ国債が買われやすい地合いですが、金余りという状況には変わりはなく、アメリカの株式市場から資金が流出する状況ではないと考えています。



来週の予想

来週の日経平均は、上昇確率40%、下落確率60%程度と予想しています。

円高が続きやすい地合いであり、来週も軟調な相場が予想されます。

ただ、この記事を書いている9月10日15:00時点で北朝鮮は新たな挑発に出ていないことから、このまま何も起こらなければ北朝鮮リスクの緩和で、今週下げ過ぎた分を戻す可能性もありそうです。

今後1か月程度は円高による下落を警戒すべき局面と考えますが、中期的には年末に向けて相場が切り返すことになると予想しています。

個別では、最近物色が続いているEV関連銘柄に注目しています。

特にリチウムイオン電池は、EV以外にも用途が多彩で、今後市場規模が大きく拡大することが確実であり、大化けする銘柄も出てきそうです。

新興市場

来週の新興市場は、上昇確率50%、下落確率50%程度と予想しています。

新興市場も全体地合いの悪さに影響されそうですが、為替の影響を受けにくい分、北朝鮮リスク後退でセンチメント良化ならば上昇する可能性もありそうです。

個別では、最近下落が続いているゲーム関連セクタに注目しています。

9月21日からの東京ゲームショウが近づいており、そろそろ下げ過ぎたゲーム株に資金が戻る展開もありそうです。

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