週間相場状況(2017/11/11)日経平均は目先天井形成か、高値膠着なら新興株の出番

今週の振り返り

<日経平均 週足>

今週の日経平均は、22,681.42円(前週比+142.30 +0.6と小幅に続伸しました。

週初から大きく上昇する展開が続いたものの、11月9日には前場に400円以上上昇して23,382.15円の高値をつけた後に、後場800円を超える急落という乱高下が発生しました。

11月9日といえば、昨年はアメリカの大統領選にからんで相場が暴落した日であり、ヘッジファンドなどの短期筋がこの日を狙って仕掛けてきたのではないかと考えています。

週足チャートからは、今週、長い上髭をつけており、11月9日の23,382.15円が目先の天井となる可能性もありそうです。

ただ、発表が続く企業決算は好調であり、日経平均EPSは1509.08円まで上昇、日経平均PERは15.03倍と割高感は感じられません。

(11/10)日経平均EPS、日経平均PER

日経平均EPS 1,509.08円

日経平均PER 15.03倍

東証1部の空売り比率推移

(11/10) 41.8%

(11/9) 42.3%

(11/8) 38.9%

(11/7) 39.0%

(11/6) 38.7%

東証1部の騰落レシオ(25日)

(11/10) 116.57

(11/9) 118.96

(11/8) 122.32

(11/7) 122.96

(11/6) 118.36

<JASDAQ平均 週足>

<マザーズ指数 週足>

今週の新興市場は、JASDAQ平均、マザーズ指数ともに底堅い推移となりました。

出遅れ気味だったマザーズ市場も、主力のそーせいなどに底打ちの気配がみられます。

日経平均が大きく崩れずに高値もみあいとなるようだと、そろそろ年末に向けて出遅れていた新興市場に活況が戻る可能性もありそうです。

<ドル円 週足>

ドル円は、113.44円(前週比+0.10 +0.1%)とほぼ横ばいとなりました。

FRBの12月利上げや、ECBのテーパリング方針などの経済的要因は一通り織り込まれた水準と考えられ、目先の動きは経済的要因よりも心理的要因に支配されそうです。

下方向への警戒材料としては、アメリカの減税法案の行方や北朝鮮問題と考えています。

<米国国債10年金利 週足>

米国国債10年金利は2.402%まで上昇しました。

11月に入り下落基調で推移していましたが、今週後半に急速に切り返して2.4%台を回復しました。

<NYダウ 週足>

<NASDAQ 週足>

アメリカの株式市場は、NYダウ、NASDAQともに減税法案の行方への警戒などから小幅に下落しました。

株式市場は不安材料に敏感に反応する傾向があるにもかかわらず、この程度の下落で済んでいるということは、市場は減税法案の行方をあまり重視していないとも受けとれます。

高値警戒感は依然として強いと考えられ、今後の行方が注目されます。



来週の予想

来週の日経平均は、上昇確率40%、下落確率60%程度と予想しています。

好調な企業決算により日経平均EPSが上昇しており割高感は感じられませんが、決算発表も一段落し、大型株への好決算を材料とする買いはそろそろ一段落しそうです。

日経平均は、先週11月9日に大きな出来高を伴って急落しましたので、この日の高値23,382.15円が目先の天井と考えています。

下落トレンドに転換したかは不明ですが、11月9日の高値を超えて上昇するには、ある程度の日柄が必要になりそうです。

警戒材料としては、アメリカの減税法案の行方や、本日より朝鮮半島近海でアメリカ空母3隻が参加する合同演習が始まることから北朝鮮リスクの再浮上などが考えられます。

新興市場

来週の新興市場は、上昇確率60%、下落確率40%程度と予想しています。

マザーズでは主力のそーせいやミクシィに出直りの動きがみられ、指数は底堅く推移しそうです。

企業決算の発表がひと段落して、日経平均が高値膠着となるようであれば、富裕層の金余り資金は年末に向けて出遅れていた新興市場や、小型株に向かい始める可能性もありそうです。

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