週間相場状況(2016/11/19)高値警戒水準、過度な急落の可能性は低い

今週の振り返り

<日経平均 週足>

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今週の日経平均は、17,967.41円(前週比 +592.62円 +3.4%)と続伸しました。

先週後半からのアメリカ大統領選後の米国長期金利の上昇によるドル高と、トランプ政策への期待感から世界的にリスクオンが進んだことで、今週の日経平均は一時18,000円を回復するまでに上昇しました。

週足チャートからは、10月中旬に52週移動平均線を上抜けてから上昇が顕著になり、最近は26週移動平均線も上昇に転じていることなどから、中期的な上昇フェーズに入ったと判断していいのではないかと考えています。

<米国国債30年金利 週足>

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<ドル円 週足>

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今週のドル円は、110.65円(前週比 +3.93 +3.7%)と大幅続伸。

トランプ政策への期待感からアメリカの期待インフレ率、長期金利の上昇に乗り、売りポジションの手仕舞いも伴って、ドル高が一気に進みました。

ここ2年間で見ても、先週と今週の上昇は突出しており、米国大統領、米国政策という材料の大きさを改めて感じます。

ただ、さすがに短期間で急上昇しているだけに、目先は調整も意識されるところです。



来週の予想

来週の日本株式市場は、最近の急上昇の反動を警戒する必要がありそうです。

引き続き、ドル円とアメリカ市場に左右される展開となりそうですが、目先の好材料は既に大方織り込み済みであり、ここからの上昇には一旦のもみ合い期間が必要と考えられます。

但し、先週金曜日が寄り天となったことから、機関投資家の短期的なポジションは既に手じまわれていると考えられ、また、ここ2週間の上昇が急過ぎたために、買い遅れた投資家も多数いると考えられることから、下げたところは拾われる可能性が高く、過度な急落はないと予想しています。

<日経平均 日足>

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ここ2週間の急上昇が印象に残る日経平均ですが、ヒラリー確定の色が濃かった10月末の水準が17400円~17500円付近であり、おそらくヒラリーが当選していたとしてもご祝儀相場で、17700円~17800円程度の相場はあったでしょう。

よって、来週調整したとしても17700円~17800円付近まで、ドル円の調整が深めとなった場合でも17500円付近までと考えるのが妥当と判断します。

もちろん、ダウとドル円が大きく崩れない場合は、出遅れていた投資家の買いにより続伸となる可能性も残されるところです。

セクタ別では、ここ2週間の上昇にまったく乗れていない小売りなどの内需セクタが、例年、年末相場で上昇することが多いため、そろそろ拾い時を探る時期と考えています。

・(9843)ニトリ

・(7465)マックスバリュー北海道

・(2651)ローソン

新興市場や2部市場では、ZMPの上場承認で材料出尽くしとなった関連銘柄や、上昇に乗り切れていないゲーム関連銘柄などがどう動くのか。特にZMP関連銘柄は、12月19日のZMP上場に向けて、この先、来週とは限りませんが近いうちに切り返すことでしょう。

・(3663)アートスパークホールディングス

・(4667)アイサンテクノロジー

・(3912)モバイルファクトリー

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