週間相場状況(2016/10/29)良い流れだが一服感も警戒

今週の振り返り

<日経平均 週足>

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今週の日経平均は、17,446.41円(前週比 +261.82円 +1.50%)と続伸しました。

日経平均は先週レンジを上抜けたことによる買い安心感と、ドル円相場の上昇によって続伸する流れとなりました。

調整が警戒された10/28(金)に関しても、利益確定売りを上回る買いが入り、東証1部の出来高は3兆1330億円(TOPIXのリバランス売買の数千億円を含む)まで膨らんでおり、日本市場への海外投資家の資金回帰が顕著になっています。

もともと出遅れていた日経平均ですので、ドル円相場さえ戻ればこの程度の上昇は想定されていた範囲内と言えそうです。

<ドル円 週足>

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ドル円はアメリカの12月利上げの織り込みなどで、ドルの他主要通貨に対する上昇が進んだことで、105.33円(前週比+1.50円 +1.5%)と上昇しました。

原油相場の安定が、ドルの他主要通貨に対する上昇を後押ししているようです。

来週の予想

来週の日本株市場ですが、海外投資家の資金回帰が鮮明になってきたことで、潜在的な上昇エネルギーは強いものの、そろそろ一服感が出てもおかしくない週と考えています。

鍵を握るドル円相場に関しては、アメリカの12月利上げの織り込みが一服しつつあり、また28日から開催されているOPEC会合での減産合意については、イランが反対の意向を示しているようであり、交渉の行方によっては原油相場の下落がドルの下落を誘発する可能性があります。

また、週末にアメリカの雇用統計を控えていることで、積極的なドルの上昇にも疑問符が付きます。現時点で無風と考えられている10/31の日銀金融政策決定会合、11/1のアメリカFOMCも多少の注意が必要です。

なお、そろそろ日本企業の四半期決算が本格化してきますが、こちらに関しては日本の株式市場にプラスにこそなれ、マイナスに働く可能性は少ないと考えております。今期の減益については、今の株価に過剰に織り込まれている状態であり、来期以降の回復予想を踏まえると、全般的に日本株式相場にはプラスに働く可能性が高いです。

以上から、来週の日本株式市場は上昇確率60%程度、ドル円や海外市場に波乱があれば最近の一方的な上昇の反動から、やや大き目の調整も警戒する必要のある週と考えています。

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