週間相場状況(2016/11/26)上昇相場も楽観視は危険

今週の振り返り

<日経平均 週足>

2016y11m26d_120252131

今週の日経平均は、18381.22円(前週比 +413.81円 +2.3%)と続伸しました。

アメリカ大統領選後からのドル高の流れが今週も継続し、トランプ政権への期待感から世界的なリスクオンが進み、一段高となりました。

週足チャートからは、13週移動平均線が、26週移動平均線を明確に上抜けており、上昇フェーズ入りが顕著になっています。

<米国国債30年金利 週足>

2016y11m26d_123243782

<ドル円 週足>

2016y11m26d_123324832

今週のドル円は、113.39円(前週比 +2.58 +2.3%)と大幅続伸。

アメリカの長期金利の上昇は一服していますが、NYダウが史上最高値を更新するなど、グローバルなリスクオンの流れに乗り上昇が継続しました。

但し、現在のドル高は、トランプ政権への期待感に支えられたものであり、最近の急上昇には警戒感を抱かざるを得ません。



来週の予想

来週の日本株式市場は、上昇確率40%、下落確率60%程度と予想しています。

引き続き、ドル円とアメリカ市場に左右される展開となることは間違いないですが、ここまでのドル円の上昇が急すぎるため、調整シナリオを警戒しておく必要があります。

アメリカの12月利上げは、既に市場に織り込まれており、来週の一番の注目イベントは11月30日に開催されるOPEC総会となりそうです。イランなどの反対で減産合意できない場合は、ドル円が大きく調整する可能性も考えておきたいところです。

受給面からは、GPIFなどの長期投資を手掛ける国内の機関投資家がここ数週間売り越しを続けており、押し目があれば買いたい投資家も数多く存在すると考えられます。

今後、年末までの相場での注意点

最近のドル円の急上昇を支えているのは、トランプ政権への期待感であり、買いの主体はヘッジファンドなどの短期筋と考えらます。

彼らは例年、クリスマス休暇前にポジションを手仕舞うため、年末までのレンジで見た場合は、一旦の大き目の調整を警戒する必要があります。

今年は既に相場が大きく上昇しているため、例年より早めの手仕舞いがあっても不思議ではないと考えています。

個別での狙い

最近、急上昇が続く日経平均ですが、高業績内需株などでは大統領選挙時より下落している銘柄が多数あります。

下落した原因は、銀行株などへ資金を振り向けるために売却されたことによるものですが、長期投資家が様子見を決め込んでいるために、下落したところを拾われずに放置されていると考えられます。

これらの銘柄は、今後、日経平均の急上昇が落ち着いてくる過程で徐々に値を戻す可能性が高いため、拾うタイミングを検討したいところです。

<代表例(9843)ニトリ>

2016y11m26d_140346433

大統領選挙にからむ暴落があった11月9日の終値が12,350円ですが、現在の株価は11,730円となっており、当時よりも下落しています。

(11月  9日) ニトリ 12,350円 日経平均 16,111円

(11月25日) ニトリ 11,730円 日経平均 18,381円

大統領選挙後、日経平均が2,270円上昇しているにもかかわらず、ニトリの株価は620円下落しています。

これらの銘柄は、一時的な株価の歪みが生じている状態と考えられるため、中期狙いであれば利益を出す絶好のチャンスと考えられます。

更新の励みになるので投票お願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ