週間相場状況(2016/12/3)来週の下落確率は80% トランプご祝儀相場は一旦の調整へ

今週の振り返り

<日経平均 週足>

2016y12m03d_094420261

<日経平均 日足>

2016y12m03d_104136924

今週の日経平均は、18426.08円(前週比 +44.86 +0.20%)と続伸しました。

11月30日のOPEC総会で減産が合意されたのを受けて12月1日に一時18,746.28円を付けましたが、その後調整に転じ週の終わり値は18426.08円と、先週末とほぼ同水準で引けました。

週足チャートからは、26週移動平均線と52週移動平均線のゴールデンクロスが近づいており、中長期的な先高観が感じられますが、日足チャートからは12月1日につけた長い上髭が気になるところです。

<NYダウ 週足>

2016y12m03d_094512012

<独DAX30 週足>

2016y12m03d_102420056

<ドル円 週足>

2016y12m03d_094549253

今週のドル円は、114.06円(前週比 +0.97円 +0.9%)とこちらも続伸しました。

トランプ政権への期待感や、アメリカの利上げ期待などのポジティブ要因に支えらて、ここまで上昇したドル円ですが、週後半の動きからは日経平均同様に調整の気配を感じます。

NYダウは依然として上昇傾向が続いていますが、19,000ドルを超えた後からは足踏み状態にあり、ドイツのDAX30など欧州の株価指数は、イタリア国民投票など、欧州情勢の不透明感から下落に転じています。

今週の各種指数の動きからは、ここ数週間続いたトランプ次期大統領のお祭り相場も、一旦の終焉に近づいていると感じられます。



来週の予想

来週の日本株式市場は、上昇確率20%、下落確率80%程度と予想しています。

12月4日のイタリア国民投票は、事前の世論調査で反対派が賛成派を上回っているため、反対派勝利となった場合でも、相場への直接的なダメージ少ないと思われます。

来週の一番の下落要因は、世界的なプラス材料の出尽くしによる利益確定売りと、これに乗じた短期筋の売り仕掛けが予想されることです。

年末までの相場で大きな下落は高確率で発生

先週の週間相場状況の記事にも書いたとおり、これから年末までの相場においては、短期筋のポジション手仕舞いによる下落は、ほぼ確実に発生します。

短期筋がクリスマス休暇前にポジションを閉じるのは、今年に限らず毎年行われていることですが、今年は特に11月の上昇が大きかったことで、これに乗じた空売りも予想され、大き目の調整は避けて通れないと考えています。

一般的には、12月13日からのFOMCでのアメリカの利上げ決定のタイミングが、一番の仕掛けどころと見るのが普通だと思いますが、短期筋は常に裏を掻いてきますので、もっと早め、つまり次週から下落が始まる確率が高いと予想しています。

もし、来週の下落がないのであれば、再来週はさらに高確率で下落の可能性が高まります。

今年はヘッジファンドを始めとする機関投資家も、運用成績が優れないようですので、なりふり構わぬ利益確保を狙ってくる可能性があります。

但し、彼らは常に世間の裏を狙いますので、一方的にポジションを売りに傾けるのも危険と思います。

個人投資家の取るべき策

ここからは、大きな買いポジションを取らないようにすることが肝心です。

世間の評論家は、勝手な予想記事をいろいろ書きますが、彼らは記事を書くことによって大部分の収入を得ており、相場がどうなろうと懐を大して痛めません。

我々個人投資家は、身銭を相場に投入しているため、迂闊な相場予想に乗らず、まして機関投資家の養分にならないよう細心の注意を払う必要があります。

ここからは、個人投資家の最大の武器である「見」を多めに使いたいところです。

更新の励みになるので投票お願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ