仕手株におけるYahoo!掲示板の利用方法

株取引をするうえで、Yahoo!掲示板や2チャンネルは自分の知らない情報を得たり、他の投資家の意見を知るために利用価値が高いものです。

(もちろん得た情報は鵜呑みにせずに、自分で裏付けをとる必要はありますが・・)

Yahoo!掲示板や2チャンネルには別の利用方法もあります。

材料は大きいけど、業績の裏付けがない銘柄が、期待感だけで急上昇することが度々あります。いわゆる仕手株です。

火をつけているのはヘッジファンドなどの短期筋の場合が多いです。(掲示板では、よく本尊などと呼ばれたりしています。)

ヘッジファンドなどの短期筋が仕手株を仕掛けるときには、Yahoo!掲示板などを見て個人投資家の反応を探っています。それを逆に利用する方法を紹介します。

短期筋はYahoo!掲示板をこう使う

短期筋が、仕手を仕掛ける場合は、他の投資家を「提灯」として沢山つけ、最終的には、短期筋が購入した値段以上の株価で、「提灯」に売りつけなければなりません。

短期筋が仕掛けてゆくと、最初は株価上昇に半信半疑で様子を見ていた個人投資家も、株価が毎日上がり続けるので、これは本物、これはまだ上がると、次々と「提灯」化して、その株を買います。

短期筋は、「提灯」がたくさんついたところで、頃合いを見て売り抜けるのですが、この売り抜けるタイミングを計るために、Yahoo!掲示板の個人投資家の書き込みを見ていると考えられます。

材料の大小によっても違うでしょうが、大きな材料の場合、短期筋は下記のように、Yahoo!掲示板の書き込みを売買の判断に利用していると考えられます。

Yahoo!掲示板で、「材料」が話題になり始めたとき

短期筋は買いと売りを操作して、玉をたくさん集めながら株価を上げて行きます。

・Yahoo!掲示板で、強気の書き込みが目立ち始めたとき

掲示板では強気の書き込みが目立つ一方、「材料は大きそうだけど本当にまだ上がるの」、「ちょっと様子を見ます」などの慎重な意見も少数あるときです。

短期筋は提灯をつけるために、莫大な資金を使って株価を急騰させて行きます。

Yahoo!掲示板で、ほとんどが買いの意見のとき

掲示版では、「これは本物だ」、「まだまだ上がりそう」などの書き込みが9割を占めます。

短期筋は、まだ十分に「提灯」がついていないので、さらに株価を上げ続けます。

Yahoo!掲示板が、買い一色となり最高潮に達したとき

掲示板では、「株価はまだ10倍になる」などの、含み益を抱えた個人投資家の歓喜の書き込みであふれ絶好調、売りの意見が一切無くなります。掲示版のアクセス数が急増し、株取引の出来高は浮動株数をはるかに超えるまでに増加しています。

短期筋はこのような状況を見て、売り時判断します。

「提灯」の買い意欲が強いうちに、決済の売りをぶつけて売り抜けにかかります。

短期筋が売り抜けた後は、大口の買いがなくなり株価も下落を始めます。その後「提灯」も売りに回るため株価は急落し始めます。

Yahoo!掲示板には、「本尊が手じまった」、「もうダメだ」などの、逃げ遅れた個人投資家の絶望的な書き込み一色となり、株価の急落とともに徐々に書き込み自体が減ってゆき、お祭りは終わります。

個人投資家がYahoo!掲示板を逆利用する方法

上記の例は、1年間に数銘柄あるかないかの「壮大な仕手株」の場合で、すべての仕手株が同じ経過をたどるわけではありませんが、おおよそ似たような経過をたどります。

逆利用の方法は簡単で、Yahoo!掲示板が買い一色、最高潮となる前に売ってしまうことです

仕手っぽい株には近づかないのが一番ですが、短期の利益を狙って参加する場合は、ある程度利益が出たら欲張らずに撤退することです。

仕手株はどこまで上昇するのか、どこが頂点かはわかりませんので、深追いせずに売ってしまうことです。

Yahoo!掲示板に、株価は10倍になるなどの書き込みが出始めたらもう売り時です。

最近は個人投資家も賢くなり、仕手株にそう簡単に引っかからなくなりましたが、それでも年に2~3銘柄は壮大に上昇する仕手株が見られます。

昨年は、ゲーム株のブランジスタ、今は名前が変わりましたがバイオ株のアキュセラインクなどが壮大な仕手株でした。

仕手株とわかっていても、短期で利益が狙えるため大勢の投機家を巻き込んで大きな上昇を見せました。

最後に、昨年のブランジスタの株価推移を振り返ってみます。

ブランジスタの株価推移

3月1日 1,490円

4月1日 2,950円

5月1日 6,190円

5月31日 15,850円(最高値)

6月30日 2,920円

7月29日 1,880円

8月31日 1,508円

3月1日に1,490円だった株価は、スマホゲーム「神の手」が話題となることで急上昇を見せます。憶測が憶測を呼び「神の手」の全貌が明らかになる5月末にかけて、3か月間でおよそ10倍まで上昇しました。その後は急落して8月31には元の株価に近い1,508円まで下降しました。

ここまで上昇する仕手株は稀です。ブランジスタの場合は、最初から短期筋が仕掛けたものではなく、個人投資家を中心に話題性から上昇していた同株に対して、その材料の大きさに目をつけた短期筋が途中から加わったと解釈するのが株価推移からは妥当かも知れません。

今年もまた、大きく上昇する仕手株が現れるかも知れません。

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