タイムリー銘柄診断(6941)山一電機

診断銘柄 (6941)山一電機 

(2017.12.5 20:30 記載)

今後、中期(数か月~半年程度)で上昇が見込めそうな銘柄として、山一電機に注目しています。

山一電機が11月6日に発表した2018年3月期の2Q決算の内容は以下のとおりでした。

<業績推移(単位:百万円)>

2017.2Q 2018.2Q 通期会社予想
売上高 12,999 16,057 28,500
営業利益 1,467 2,585 3,450
経常利益 1,341 2,642 3,450
純利益 985 2,186 2,650

前期2Qと比較すると大幅な増収増益であり、2Q決算における経常の通期会社予想に対する進捗率は76%に達しているものの、2Q時点での通期予想の上方修正はありませんでした。

<山一電機 日足>

日足チャートを確認すると、直近高値が決算発表2日後の11月8日の2,580円です。

2Q決算の内容から通期業績の上振れが濃厚なものの、会社からの上方修正がなかったためか、その後調整に転じています。

このところの半導体銘柄下落の流れにも巻き込まれたようで、本日(12月5日)の終値は2,042円まで下落しています。

現時点でPER17.9倍。

通期業績の上方修正が濃厚であるため、割安に感じます。

ただ、これだけであれば、通常のリバウンド狙いの域を出ず、わざわざ、この記事を書いていません。



四季報先取りでサプライズ銘柄指定、大幅な独自増額予想

四季報オンラインの有料会員向けコンテンツである新春号のサプライズ銘柄として山一電機が取り上げられています。

記事が書かれたのは11月24日であり、早い場合は翌日から急上昇する銘柄もありますが、山一電機の場合は翌日は上昇したものの、その後は半導体銘柄下落の流れもあったためか、本日まで下降トレンドで推移しています。

四季報(秋号、新春号)と、会社計画の通期予想は以下のとおりです。

四季報・新春号の独自予想では、経常利益、純利益とも前号から約39%の上方修正予想となっています。

四半期で39%増額修正というのは、かなり優秀です。

四季報独自予想での今期PERは、12月5日終値2,042円で計算すると、12.47倍になります。

では、11月24日に四季報のサプライズ予想が出ているにもかかわらず、株価が低迷しているのは何故でしょうか。

その原因は以下と考えています。

・多くの機関投資家は、独自の業績予想を行っており、四季報の独自予想とは異なる見解を持っている。
・多くの機関投資家は、投資方針などを厳格に決めているため、半導体銘柄のポジ縮小という方針を決めれば、一定期間はその方針に沿った運用を行う。(短期筋は除く)
・もしかすると、来期の半導体市況の減衰を見越している可能性もある。

もちろん、四季報も間違えることが時々あります。

管理人も四季報予想を信じたばかりに損を出したこともあります。

ただ、これまでの経験から、四季報予想の的中率が高いことは確かです。

また、来期の半導体市況の減衰を見越した売りであれば、株価が戻らない可能性もあり得ます。

投資は自己責任でお願いします。

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