タイムリー銘柄診断(3999)ナレッジスイート

診断銘柄 (3999)ナレッジスイート 

(2017.12.23 12:00 記載)

このブログでは、今が絶好の買い時と判断した銘柄を「タイムリー銘柄診断」として時々記載しています。

直近IPO銘柄は恣意的な売買が入りやすいため、通常はこの診断では対象としていませんが、ナレッジスイートが絶好の買いタイミングと考えられるため、敢えて取り上げてみました。

ナレッジスイートの業務内容

ナレッジスイートは、法人向けクラウドサービスの開発、運営、販売を主業務としています。
クラウドサービス「Knowledge Suite」は、中小企業向けのビジネスアプリケーションで、現在4,700社ほどの顧客が利用しています。
「Knowledge Suite」の収益モデルは定額制ではなく、ユーザーのデータ使用量によって料金が変わる従量課金制となっています。

ナレッジスイートの業績

売上高は毎年順調に増加しており、利益については17年9月期から急速に伸びています。

HPにて公開されている「成長可能性資料」によると、2016年までが開発投資、機能強化投資フェーズで、2017年より収益フェーズに移行しているようです。

また、上図に記載はないですが、キャッシュフローは毎年大幅なプラスで、自己資本率は72.1%と財務は良好です。
しかも、2017年の総資産経常利益率が32.05%と非常に優秀です。

現在の顧客数は約4,700社ほどですが、個人事業主を除く中小企業が開拓対象となるため、潜在顧客数は100万~200万社となります。

営業のやり方しだいでは大きく顧客数を伸ばす余地があり、ここに大きな可能性を感じます。

成長可能性に関する説明資料(ナレッジスイート)

社長(稲葉雄一氏)の力量・性格を類推

管理人が新興企業に投資する際は、社長の性格も重要な判断材料にしています。
上場したての企業が、これから成長できるかどうかは、ビジネスモデルの他に社長の力量・性格に依存するところが大きいと考えるためです。

稲葉雄一氏は、電通グループ企業で企業のプロモーションプランニングを担当していたようです。インターネットを活用したCRM領域において多くの実績を残し、電通社内の統合プロモーション分野でプランニングMVPを2年連続受賞しています。
その後、2006年にナレッジスイート(旧ブランドダイアログ)を設立して現在に至ります。
力量的には問題なさそうです。

性格についてですが、12月18日のストックボイスの出演VTRを見る限り、頭の回転が速く、ベンチャーとして成功する社長に共通する匂いがします。
こちらも問題なさそうです。

ストックボイスの出演VTR

好悪材料について整理してみる

現時点までに確認できた好悪材料について整理してみます。

好材料

・ビジネスモデルが優秀
・財務が良好
・潜在顧客数が100万~200万社であり、現在の顧客数(4700社程度)から見て、成長余地が非常に大きい。
・投資フェーズから収益フェーズへ移行するタイミングであり、今後の急速な業績の伸びが期待できる。
・社長の力量・性格も問題ない。

悪材料

・12月9日の日経新聞電子版の社長インタビュー記事で、今後の成長目標は毎年経常15%と控えめ

日経新聞電子版インタビュー記事

・1年ほど前の社長のTwitterでの暴言(下記参照)が一部で拡散している。

日経新聞電子版でのインタビュー記事については、上場したての社長は控えめな発言をすることが多いため問題ないでしょう。
最初から大風呂敷を広げると今後がやりずらくなるので、むしろ社長のクレバーさを感じます。

Twitterでの暴言はいただけませんが1年前のことであり、また昨日IRに確認したところ、社長の稲葉氏と飯岡さんは親密な友人で冗談まじりにつぶやいたもののようです。
受け取り方によって評価は分かれるでしょうが、管理人はある意味、ベンチャーを急成長させる社長に共通するいい意味での「強引さ」を感じ、こちらも解釈によっては好材料と言えるかも知れません。

株価水準

<ナレッジスイート 日足>

ナレッジスイートの株価は、公募価格2,000円に対して12月19日に初値5,010円で寄り付いた後、調整を続けて12月22日の終値は3,970円となっています。

調整の理由はVCの換金売りだと考えていましたが、管理人は株価推移に不自然なものを感じていました。

VCはいるものの、株価をここまで下落させるほど多くはなく、事前のナレッジスイートのIPO評価が非常に高いことから調整の度合いが大きすぎる気がしていたのです。

その不自然さですが、昨日のIRですべて解消しました。

主要株主の異動に関するお知らせ

社長を除いて、保有割合が10%以上であった唯一の主要株主であるKDDIが株式を売却していたのです。

12月22日時点のKDDIの保有株式の割合は、主要株主をぎりぎり外れる9.99%となっています。

KDDIが保有割合を減らした理由は、エンジェル売りという意味合いもありますが、管理人の考えでは上場を機にKDDI色を薄めて、「Knowledge Suite」の拡販に打ってでるためではないかと考えています。

主要株主をぎりぎり外れる保有割合まで落として、巣立つ息子を祝っているように感じます。

KDDIとナレッジスイートは資本提携の関係にありますが、社長のtwitterをみたところ、12月20日にKDDIの常務が上場祝に訪れたようで、関係は良好のようです。

敢えて、大量報告書を保有割合9.99%で出したという意味は、KDDIの株式売却は終了したという意味だと考えています。

以上から、ナレッジスイートは今が絶好の買い時と考えています。

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