満喫 東北ひとり旅

3泊4日の東北の旅に行ってきました。

今回は「大人の休日倶楽部パス」を利用した気ままなひとり旅で、仙台を中心に秋田、新潟と足早に回る旅でしたが、予想どおり気ままに回れ、最終日を除いて天気もよく、癒される旅になりました。

 

1日目 仙台市内観光

東京を朝の新幹線で出発し、1時間30分であっという間に仙台に到着。

仙台駅前を軽く散策した後に、昼食に「伊達の牛タン本舗」で極厚芯タン定食をいただく。

極厚芯タン定食

 

「芯タン」とは、牛タンのなかでも特に柔らかい部分であり、牛タンとは思えないほど肉厚にカットされていて非常に食べごたえがあります。肉汁が凄く、噛むと口の中に溢れだします。

 

るーぷる仙台

 

昼食後、駅前のバスターミナルから「るーぷる仙台」という市内循環バスで、仙台市内を半日観光しました。「るーぷる仙台」は観光客用のバスであり、回りの市バスとは明らかに異なる風貌、レトロな雰囲気を出しています。いかにも観光客ですというのがわかり、一瞬、乗るのをためらってしまいました。

仙台は東北最大の都市であり、駅前一帯が綺麗に整備されていて人も多く非常に賑わっています。印象としては札幌市に似ていると感じました。

駅前からちょっと離れると、青葉山といわれる丘陵が広がっていて、杜の都というだけあり緑が豊富。「るーぷる仙台」で回る観光スポットも青葉山中心にあるようです。

伊達政宗のお墓がある「瑞鳳殿」や、仙台城跡などを観光して回りました。

この日はかなりの距離を歩いたため、ふくらはぎや足首がパンパン、ホテルで温泉に長めに入り、足つぼマッサージを受けてリフレッシュしました。

 

「瑞鳳殿」入り口 急階段が足腰に堪えます。

 

仙台城跡にある伊達政宗像

 

2日目 松島観光~秋田へ

朝から松島のある「松島海岸」へ移動。

仙台から松島海岸までは「仙石線」で40分程度。平日でしたが観光客で賑わっていました。

「松島海岸」到着後、さっそく松島湾を周遊する遊覧船に乗りました。

松島は評判どおり絶景でした。大小様々な島が湾内外に浮かんでいて風情がある。

島というよりは岩に近いものもありますが、不思議なのがその形状。

松島の名のとおり、海から顔を出した島(岩)に、松がびっしり生えています。

松が生えていなければ、普通の起伏が激しい海岸に過ぎず、日本三景にはならなかったのでしょうけど、どの島(岩)にも松がしっかり生えています。

どうして、このような地形になったのか非常に不思議です。昔は陸続きの松林だったのが、間の部分が水没して海になり、残った部分が松が生えた島(岩)になったのだろうか。それとも、島(岩)の部分に後から松が生えたものか。どちらも想像しにくい。

また、松島海岸駅付近は、まだあまり開発されていないように感じました。

日本三景にも選出されている観光地ですので、業者が入ればもっと発展しそうに思えました。

 

松島湾の島々 遊覧船より

 

午後から「こまち」で秋田へ移動。

盛岡までは、秋田行の「こまち」と新函館北斗行きの「はやぶさ」が連結された17両編成という大所帯で運転していて、盛岡で切り離されます。

 

こまち

 

個人的に、「こまち」のこの赤い車体は新幹線のなかで一番好きです。

「はやぶさ」のブルーもいいですが、原色に近い赤を使った「こまち」が美しい。

盛岡で「はやぶさ」と切り離され、秋田のある日本海側へ向かうのですが、驚いたのが山中を移動する「こまち」は、普通の各駅停車のローカル線のようなところを走ります。

新幹線というと、新幹線用の駅舎や軌道が確保されたところを走るというイメージがあるのですが、山中は線路幅こそ新幹線仕様なのでしょうが、普通のローカル線とあまりかわらないようなところを走ります。田沢湖付近などでは、普通の民家の数メートル脇を走行していました。

秋田到着後、「川反」の寿司屋で食事。

これが安くて旨い。回らない寿司でビール、地酒などの飲み物込で4000円程度でした。

ネタの良さは築地と何ら変わらず、東京なら1万円は下らないでしょう。

「川反」は飲食店が並んでいて賑わっていました。

若いときであれば、もう1件、秋田美人のいる店に行くところでしたが、年のせいか疲れていたためホテルに戻り、温泉に入ってこの日は終了。

 

3日目 秋田観光~新潟へ

昼すぎの電車に乗るため、秋田は午前中のみの観光で駅近くを中心にまわりました。

秋田県立美術館や千秋公園などを見ました。

千秋公園は、秋田藩佐竹氏の居城・久保田城跡ですが、駅近くなのにとても静かです。

何より空気がキレイでちょっと立ち寄って一休みするには最適な場所に感じました。

 

千秋公園

 

昼過ぎの「いなほ10号」で新潟へ移動。秋田から新潟までは約3時間30分です。

今回の旅では、「いなほ」にはかなり期待していて、グリーン車の海側を予約していました。

「いなほ」のグリーン車は、E653系をグレードアップした車体で、座席前後は高い仕切りで区分けされています。座席の後ろにもスペースがあり、かなり贅沢なスペース割りとなっていて非常にゆったりできます。海が見える区間は予想よりは少な目でしたが、満足しました。

ちなみに、大人の休日倶楽部パスにはグリーン料金は含まれていないため、グリーン分は別料金です。

 

いなほ10号

 

夕方、新潟へ到着。

日本の鉄道駅や駅周辺は街ごとに特色があり、新潟の場合は、駅前はどちらかというと手狭な印象ですが、それでも非常に活気があり、駅すぐのところに飲食街があるなど利便性も高く、これはこれで非常に良いと感じました。

新潟ではホテル日航新潟へ宿泊。今回の旅では唯一のシティーホテルです。

最近、コスパからビジネスホテルばかり利用していたため、チェックイン時に思わず料金を払いそうになったのには心の中で苦笑しました。

27階の部屋の窓から見る夜景がきれいでした。レストランの食事も美味しく、ホテルのサービスも行き届いており、たまにはいいホテルに泊まるのもいいものです。

 

4日目 新潟観光~帰宅

最終日ということで、朝は観光気分最高潮。

ホテル隣接の朱鷺メッセをぶらりと見た後、ホテルの送迎バスを利用せずに、萬代橋などを見ながら歩いて駅前に戻りました。

けっこう距離があります。

駅前から新潟市内を回る観光バスが出ているのですが、天気が、あいにくの小雨模様だったこともあり夜まで観光という予定を変更することに・・

路線バスを使い、スポットで、新潟県立自然科学館を見学しました。

新潟は、今度、天気が良いときに時間に余裕を持って、改めて来たいと思います。

午後のMAXときで帰宅しました。

 

萬代橋

 

MAXとき   

 

旅を終えて

ちょっと疲れましたが、とても満足ゆく旅でした。

旅は複数人でワイワイとゆくのもいいですが、今回のように気ままにひとりで回るのも最高です。

管理人は、元々、旅好きな性格ですので、大まかな予定だけ決めて、実際の行程は成り行きまかせ、気分まかせという旅が、堪えられません。

まあ、早期リタイアという道を選んだのも、このような気質によるところもあるのかも知れませんが。

今回の旅を可能にしてくれたのは、新幹線含めてJR東日本全線4日間乗り放題15,000円という「大人の休日俱楽部パス」のおかげです。

普通、ここまで回るには交通費を考えると高速バスで回るしかないですが、4日間で観光しながらこれだけの距離は動けないと思います。

今後も定期的にこのような旅を楽しみたいと思います。

 

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