アイフル売却、サイバーステップは2Q決算に向けて好環境

12/7~12/11の収支(確定損益)

12/7~12/11の売買

12月7日 アイフル 10,000株(@266円)決済売り
12月7日 マーベラス 4,000株(@870円)決済売り
12月10日 マーベラス 4,000株(@830円)新規買い
12月10日 シェアリングテクノロジー 5,000株(@250円)買い増し
12月11日 ミズホメディー 2,000株(@1,212円)買い増し
12月11日 サイバーステップ 3,000株(@740円)新規買い

 

今週の株式相場は、年末に向けた益出しや、来週から始まるIPOラッシュに向けた資金確保などで売り買い交錯もやや軟調な相場となりました。
11月の日経平均が3500円以上急騰しただけに、年末に向けて売り目線のポジをとる投資家も多いと思われますが、それだけに、こういう相場は意外と下げないことが多いものです。

これから年末に向けてどのような相場になるか、本家アメリカ市場の動向とともに注目されます。

 

<日経平均 日足>

 

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今週の売買

今週の売買ですが、まずアイフルを売却しました。
これは先月の3Q決算後に売ろうか迷って、結局そのままにしていた銘柄ですが、結果的に迷っているうちにほとんどの利益を無くしてしまった売買となりました。

今の株価水準であれば下値は知れており、このまま保有する選択でも問題ないと思うのですが、気になるのは以下の点です。

①利息返還請求件数の高止まり
利息返還請求件数は減少傾向にあるものの、依然として月間800~1000件程度の新規請求が続いています。昨年の月次資料を確認したところ、月間の新規請求件数は900件~1200件でしたので、昨年と比べて1割程度しか減っておらず、この状態ではもう1年程度は利息返還によるキャッシュアウトが高止まりしそうです。

利息返還請求に向けた期首の引当金残高は連結で250億円程度であり、今期は中間でのキャッシュアウト実績が約50億円、このまま行くと今期のキャッシュアウトは100億円程度となりそうです。
高止まりする新規返還請求件数から来期もこの水準が続くとすれば、今期末にもう一度引当金を積み増す事態となる可能性も考えておきたいところです。

ただ、これは予想されていたため、それほど大きな問題ではないと思うのですが・・

②6か月未収発生金額の増加
上期の6か月未収発生金額は108億円ですが、前年の上期より20%も増加しています。
これ、簡単に言えば、借りたけど返せませんという金額が急増しているということです。
新型コロナにより利用者の金銭状況が悪化していて、こうなっているのだと思われますが、これはもしかすると、今後は貸倒金として処理する金額が急増する可能性があり、利息返還請求に替わる新たな火種に発展する可能性を感じます。
一時的なものであれば良いのですけど・・

 

<アイフル月次 2020.4~>

 

<アイフル 期首の引当金残高 2020.3期決算データブックより>

 

他の売買としては、シェアリングテクノロジーとミズホメディーを買い増し。

マーベラスは一旦売ったものの、我慢しきれずに再購入。
サクナヒメの出荷本数100万本(今年は厳しそうですが・・)思惑と、そもそもの来年2月の牧場物語思惑がある限り、ここから大きく下げないと思うのですけど。

後は、サイバーステップを新規購入。
トレバ不正報道で急落しましたが、この手のゲームではよくあることで、裁判沙汰等には発展しそうになく、であれば、今の株価水準から1月14日の2Q決算に向けて見直される可能性が高いのではないでしょうか。
2Q決算に向けてこの辺から買い始めるのであれば、リスクは低そうです。

 

そもそも、トレバのこの程度のことが問題となるのであれば、パチンコやパチスロの出玉操作はもっと大きな問題であり、とっくに全てのパチンコ店が営業停止になっているはずだと思います。

 

【保有銘柄】
(3989)シェアリングテクノロジー 25,000株(@302)
(7884)マーベラス 4,000株(@830)
(3810)サイバーステップ 3,000株(@740)
【売り】(4755)楽天 5,000株(@1,120円)

<中長期目線>
(4595)ミズホメディー 17,000株(@1,467)
(4107)伊勢化学工業 2,500株(@3,063)
(6787)メイコー 4,000株(@1,393)
(6890)フェローテック 8,000株(@637)
(1417)ミライトHD 4,000株(@1,382)

【日経平均先物ミニ】
なし。

 

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