独自銘柄診断(3810)サイバーステップ④

診断銘柄 (3810)サイバーステップ④

(2018.1.23 11:20 記載)

1月15日に、サイバーステップの2018年5月期の2Q決算が発表されました。

決算後の株価の値動きも、そろそろ落ち着く頃。

決算の内容を分析して、現在の状況を整理してみました。

今期2Q決算を確認

今期2Qまでの決算内容は、以下のとおりでした。

■今期(2018.5期 2Qまで)

2018.5
1Q
2018.5
2Q
通期
会社予想
売上高 1,360 2,991 5,000
営業利益 -15 290 500
経常利益 -24 270 450
純利益 -26 211 320

※通期会社予想は上方修正された数値。

また、四半期ごとの状況を把握するために、前期4Q~今期2Qの四半期ごとの業績に分解してみます。

四半期ごと(前期4Q~今期2Q)

2017.5
4Q
2018.5
1Q
2018.5
2Q
売上高 1,055 1,360 1,631
営業利益 148 -15 305
経常利益 145 -24 294
純利益 111 -26 237

2017.5期4Qは、売上高1,055、営業利益148ですので、営業利益率14.0%

2018.5期1Qは、売上高1,360、営業利益-15ですので、四半期で赤字

2018.5期2Qは、売上高1,631、営業離籍305ですので、営業利益率18.7%

今回の決算が良好だったのは、売上高が増加したことはもちろんですが、営業利益率が前期4Qを凌ぐまでに回復したことが大きな要因です。

この原因は何なのか?

これがわかれば、今後の業績を予想する手助けになりそうです。

1Qと2Qの損益計算書を比較する

■1Qの損益計算書

■2Qの損益計算書

上記から、1Qと2Qにおける四半期ごとの売上高と売上原価、販管費をまとめてみました。

■売上高、原価、販管費(四半期ごと)

2018.5
1Q
2018.5
2Q
売上高 1,360 1,631
売上原価 200 183
売上総利益 1,159 1,449
販管費 1,174 1,143
営業利益 -15 305

※百万円未満切り捨て。

2Qは、1Qに比べて売上高が増加したにもかかわらず、売上原価が減少、販管費はほぼ横ばいだったことが、営業利益を押し上げています。

2Qの売上原価が減少した原因として考えられることは、1Qに比べてトレバ増設費用が減少したことや、トレバ景品の仕入れの工夫などが想像できますが、トレバ以外のプロジェクトの状況が不明であるため正確にはわかりません。

販管費は、人件費や広告費ですが、これはほぼ横ばい。
今後、広告費が期によって増減するでしょうが、販管費は四半期でせいぜい1~2億の変動はあるものの、概ね同じような値で推移するのではないかと推定しています。

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今後の業績は?

■2018.5期 通期売上高を予想

2Qまでの売上高は2,991ですが、トレバの稼働台数が増加傾向で推移していることを考えると、通期では会社予想の5,000は軽くクリアしそうです。

トレバの稼働台数については、2Qに属する11月は平均稼働台数が50台以下まで落ち込んだ日もあったようですが、最近は100台を超える日もあり明らかに増加傾向を示しています。

トレバ#トレンドグラフ#サイバーステップ

2Q単独の売上高は1,631ですが、最近のトレバの稼働状況から、管理人の予想としては3Q、4Qそれぞれ2,000程度はいけるのではないかと考えています。

そうすると、通期売上高は7,000程度となります。

これに、今後リリースされるゲットアンプドモバイルやトモトル、相剋のエルシオンなどの売上が乗ることになりますので、新作のリリース時期やヒット状況によっては業績の上乗せに繋がりそうです。

■2018.5期 通期営業利益を予想

利益率の高いトレバの稼働台数が増加傾向にあり、会社予想の500は楽に超えてきそうです。

トレバ稼働増によって、3Q,4Qそれぞれ2,000の売上高があると仮定し、3Q,4Qの営業利益率を2Qの18.7%で計算すると、3Q,4Q合計の営業利益は、

3Q,4Qの売上高(4,000)× 18.7% = 748

2Qまでの営業利益(290)を加算すると、通期営業利益は1,038となります。

上記は、もちろん、今後リリースされるタイトルの影響を含まない数字です。

一方、決算説明資料によると、今後トレバで新たに5,000坪を増床、1,000台規模の運用を目指すと記載されています。
いつ頃、どのくらいのペースで増台するのか不明ですが、今までの決算状況からトレバの増台は大きな売上原価の増加に繋がり、営業利益を圧迫する要因と考えられますので、その影響を考慮する必要がありそうです。

現時点で通期の営業利益を予想することは難しいですが、管理人は3Q,4Qの売上高を2,000と仮定した場合の通期営業利益予想1038をベースとして、

・今後のトレバの稼働状況

・トレバ増台にともなう売上原価の増加

・トレバ以外のプロジェクトの状況

を考えながら、予想値を調整してゆくのがいいのではないかと考えています。

現状を整理

サイバーステップの今後の業績を左右すると考えられるものを上げてみます。

・トレバの稼働状況

・トレバ増設の時期、ペース(売上原価上昇)

・Q&Qアンサーズの動向

・ゲットアンプドモバイルの動向

・トモトルの動向

・相剋のエルシオンの動向

・KDJ-ONEの動向

業績の予想が非常に難しいサイバーステップですが、今後も状況をみて行きたいと思います。

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