2018年7月の収支を検証しました。
・7月収支 -126,429円
7月の相場を振り返ると、6月中旬から続いた下落相場が7月4日に一旦の底をつけ、7月後半まではリバウンドでリスクオン相場となり、その後は膠着する展開でした。
個人的にはほぼ読み通りの展開となり、相場の底付近で買い増ししたことで、短期リバウンドの取り込みと、中期目線の保有銘柄の損益改善に成功した月となりました。
確定収支的にはマイナスですが、6月末の中期目線の保有銘柄の評価損が150万円程度あったことを考えると、うまく立ち回れた月であったと思います。
7月23日の大幅マイナスは、8月からの本格的な夏枯れ相場に備えて、リバウンドのほぼ頂点で中期目線の保有銘柄を含めて、保有株を大幅に縮小したことによるものです。
7月中旬時点では、株式評論家は夏のサマーラリーを予想する方が多かったのですが、評論家の予想を信じずに独自の読みを優先したことが好結果に繋がった月となりました。
毎度のことですが、多くの株式評論家の予想はあてになりません。
相場が下がれば弱気予想が増え、相場が上がれば強気予想が増えるだけのズサンな予想が非常に多く、一方的な上昇相場や下落相場以外では、ほとんど投資判断に利用できないと思います。
現時点で保有株はほぼノーポジと言えるまでに縮小済ですが、もし7月23日に保有株を縮小していなければ、現時点で6月末を大きく超える含み損を背負っていましたので、非常に危ないところでした。
次月に向けて
8月は夏枯れで厳しい相場になると予想しています。
あいかわらず米中貿易摩擦や中国の為替政策が不透明であり、また海外投資家がサマーバケーション入りするため、商いの薄いところを突いた短期筋の大規模な売り仕掛けがありそうです。
特にお盆以降は要注意。
ただ、夏枯れや売り仕掛けで大きく下げることがあれば、短期リバウンドで取り易い場面が出てくるかも知れません。
今月の投資戦略は「守り」。
今月は勝負する月ではありません。
保有株は既に縮小済のため基本的に相場はお休み。チャンスの時だけ「売り」を含めた短期スイング狙いで入ろうと考えています。
なお、9月末の自民党総裁選では安倍総理の再選が濃厚であり、11月のアメリカの中間選挙へ向けたトランプ陣営の体制が整うと考えられる10月中旬~下旬ごろからは米中貿易摩擦も軽減されてくると予想しています。
つまり、今年の勝負は秋~冬。
秋から訪れるチャンスの前に、お金を減らさないように注意したいものです。
【8月の戦略】
投資スタンス | 守り重視 |
リスク許容度 | 低 |
投資資金 | 低 |
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