【STEPN】 暴落後に始めた収支状況と崩壊論への独自見解

STEPN 始めました

6月6日にSTEPNを始めました。
STEPNを始めた最大の目的は健康の為に運動習慣をつける事。最近の暴落によってスニーカーNFTがかなり安くなったので始める事にしました。

STEPNの最近の暴落は凄まじく、スニーカーNFTは約8割下落し、報酬通貨であるGSTは最盛期から9割以上急落しています。
株の世界に例えるならば、極悪な仕手株のような値動きです。

 

<GST/日本円(日足) SOLANAチェーン>

 

インターネットを利用したゲームは2005年くらいまでのブラウザ上でプレイする静的なゲーム(WEB1.0世代)から、現在も流行中であるスマホやPCにアプリをダウンロードしてプレイするゲーム(WEB2.0世代)へと進化しましたが、これからはブロックチェーンを使用した非中央集権型のゲーム(WEB3.0世代)が主流になると言われております。

今後もWEB3.0世代のゲーム(PLAY TO EARN型)が続々とリリースされますが、STEPNの状況からも、この手のゲームに利益目的で参加するのであれば早期参入、早期EXITが条件となります。
やるやらないは別として、チャンスが来たらすぐに参入できるように暗号通貨取引所口座の開設や暗号通貨の転送方法などを理解しておく必要があります。

 

 

STEPNを始めて約1週間が経過しました。
スニーカー3足で始めましたので、1日のプレイ時間は20分。
メインのスニーカーは「Jogger」タイプ。

「Jogger」は時速4~10キロで歩くと報酬である「GST」を獲得できる仕様なので、その日の天候にもよりますが、だいたい朝と夜に各10分づつ、やや速足で散歩しています。

約1週間プレイしてみた感想ですが、

非常に出来の良い面白い ゲームです。

WEB3.0やMove to Earnナンチャラの建前は置いといて、ゲーム性は非常に優秀。
このまま消えていくとしたら非常にもったいないと感じます。

日常生活の「歩く」「走る」という誰でも普通に行う行為が土台となっており、そこにNFTスニーカーの育成やミント(生産)、マーケットでの売買などの要素が加わる事でゲーム性を高めており飽きさせない仕様になっています。

速足で10分歩くと全身から汗がじんわりと出ます。
1日10分を2回歩く習慣をつける事で基礎代謝が上昇し、健康に良い事は間違いない。
ただの歩数計であれば、何だかんだと理由をつけて続かないのですが、歩くと報酬が手に入るとなると、これが自然に習慣化します。

1日20分というプレイ時間はやや物足りなく感じますが、雨の日も風の日も、また忙しい日もプレイする事を考えると、無理なく続けるという意味ではこの程度で良いのではないでしょうか。
ちなみにSTEPNに詳しい友人は20足以上保有しており、STEPN沼にどっぷりハマっています。

 

STEPNのゲーム内容を知らない方は、運営元が公開したホワイトペーパー(6月8日更新版)の日本語訳版が下記のサイトで公開されていますので、読んでみて下さい。

STEPN ホワイトペーパー 最新版① [2022年6月8日 更新]

STEPN ホワイトペーパー 最新版② [2022年6月8日 更新]

収支状況

□戦略

プレイする最大の目的は運動習慣をつける為であり投資額も少額なのですが、そこは悲しいかな投資家の性、収支状況を気にしないわけにはいきません。

色々調べましたが、戦略としてはミントは今後のルール変更やシューズ価格の変動が読めない為封印し、3足保有でひたすら歩いて稼ぐ方針としました。またGST価格が下落傾向にあるので稼いだGSTは小まめにUSDCへ変換する方針としました。
運動習慣をつける事が目的なので、追加投資などは行わないつもりです。

 

購入したスニーカーは下記の3足。

・COMMON JOGER Lv.19(メインシューズ)
・COMMON WAKER Lv.5
・COMMON RUNNER Lv.5

 

①メインシューズは最初からそこそこ高レベルのものを購入
⇒メインシューズが稼げるGST量を決める。レベルの低い安物を買うと稼げるGST量が少なく、プレイ初期は稼いだGSTを消費しながらレベル上げ作業が必要となる。結果的に原価回収までの時間が増加する。また稼げるGST量に影響する属性Effciencyが高いシューズを購入。

②他2足は安いシューズ
⇒他2足はプレイ時間を20分に伸ばす為なので安いシューズを購入。

 

□収支状況

現時点の収支状況は下表のとおりです。

 

購入したNFTスニーカーは3足で約10万円。
今後、追加投資は行わないつもりなので、この10万円が投資総額となります。

歩いて獲得したGSTは、GST価格が下落傾向にあるので毎日ウォレットへ転送してUSDCへ変換して保有しています。
USDCは価格が1ドルに連動するステーブルコインであり価値が変動しない為、USDCへの変換をもって報酬を確定できます。

ゲーム開始後5日間で獲得した報酬は、69.3USDC。現在の1ドル=134円換算では9,286円となります。

10万円投資して5日間で9286円獲得というのは、投資的に悪くありません。
GST価格は今後も変動しますが、ゼロにならない限り毎日継続的に報酬が手に入ります。

購入したNFTスニーカーの価値は変動しますが、いざとなれば売却すれば良いだけ。
当面は売却するつもりはないですが・・

 

STEPNは崩壊するのか(独自予想)

TwitterなどではSTEPNがこのまま崩壊に向かうという見解も多く、私もゲームを始めるまではそう考えておりましたが、現在は一概にそうとも言い切れないと考えております。

STEPNのルール、過去の状況、運営元の思考などを調査、分析して独自予想してみました。

 

5月に発生したGSTの急落は止まる気配がなく、現在も続いています。

特に中国でのプレイ禁止宣言後は、中国ユーザーのスニーカー投げ売り、ゲーム通貨換金、ミント工場閉鎖などで急落が加速する事態となりました。

 

ここでTwitterなどから入手したSTEPN崩壊論の根拠を整理してみます。

・ゲーム内通貨であるGSTは発行数量に制限がない為、発行量の増加に伴いその価値は減少を続けいずれは無価値に近づく。

・GSTの下落を防ぐ(バーンする)役割を担うのは、現ルールでは主にミントユーザーであるが、そのうち新規ユーザーが減少し始めるとシューズが売れない為、シューズ価格が下がる。シューズ価格が下がるとミントしても差益が出ないのでミントユーザーが減少する。結果、GSTを買い上げる(バーンする)アクターがいなくなり悪循環でGSTは下がり続ける。(ポンジスキームの崩壊)

 

このままGSTの下落が続くと稼ぐ事が目的で参加するユーザーが激減しますので「Move to Earn」を看板に掲げるタイトルとしては「崩壊」という事態になるかも知れません。

一方、ゲームの出来は良い為、純粋にプレイを楽しむユーザー主体のタイトルとなり、大きくは稼げないが長く続くタイトルになるのではないかと予想しています。

 

そう考える私の根拠は以下のとおりです。

・運営側はGST価格が下落しても損失は発生せず利益を得続けるゲーム構造になっている。その為、運営側の財務都合で破綻する可能性は低い。

・運営側はGST価格が急騰/急落しないよう、GST価格が自律的に自動調整する為の段階的なルール変更を明言している。(もしこれが出来れば根本的な解決となる。)

・新たな大手スポンサーの参入が予定されている。

・GST価格が下落するとシューズ価格も下落する為、新規ユーザーは参入時点での採算見通しは悪くない。GST価格下落の被害を最も被るのは新規ユーザーではなく古参ユーザーである。(この点が単純なポンジスキームとは言えないところ。)

・最近のGST価格の急落は本来の価値に推移している為だという解釈もできる。これまでのバブル的な上昇は参加人数が絞られたβ版で人気に火がついた事で引き起こされた一時的な事象である可能性がある。今後しばらくすると投機だけが目的の投資家が抜けてGST価格は安定する可能性がある。

・ゲームの寿命は基本的にゲームの出来に依存する。STEPNはゲームの出来が良く、ロードマップを見ると今後も多くの仕様追加が予定されている。

・STEPNは暗号通貨を介したゲームである為、参加したくてもできない(参加方法がわからない)層が相当数存在すると予想される。

・現在はスニーカー1足でプレーするのであれば、2万円台の費用で参加できる。
今後はライトユーザーの新規参入が増えると予想される。

・現在のGSTには崩壊論者の空売りが相当量入っている事は間違いなく将来のGST価格の上昇圧力になる。

 

<(参考)STEPNのお金の流れ 出典:しゅんさんの動画より>

 

STEPNはまだβ版であり、これから多くの仕様変更、イベントが予定されています。

私はゲーム自体が楽しく健康にも良いのでプレイを続ける予定です。

 

STEPNをプレイしてみたいけど暗号通貨がわからないという方のために、暗号通貨初心者が【STEPN】を始める方法をまとめてみました。

暗号通貨初心者が【STEPN】を始める方法
暗号通貨初心者がSTEPNを始める上でネックとなるのは、暗号通貨の取り扱い方法がわかりにくいという点です。 STEPNアプリへ暗号通貨を入金する事さえできれば、あとはゲームアプリのルールに従ってプレイを開始できます。 この記事で...

 

<STEPNのロードマップ>

STEPNオフィシャルページ より

 

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