最近、夕食後にウォーキングすることが多いのですが、近所にたくさんの野良猫がいます。
野良猫にもテリトリーがあって、この公園は白猫の親子、この神社は黒猫とトラ猫、などのように、毎日、同じ場所に同じ野良猫がいます。
近くをとおると、道路の脇に背筋を伸ばしてきちっと座り、こちらを見ている野良猫もいます。
きっと、毎日、この時間に人間から餌をもらっているからなのでしょうけど、それが伝わってくるので、可愛く思えたりもします。
管理人は、あまり餌をやったことはないのですが、近所のおばさんが餌をやっているところを度々見かけます。
ところで、最近寒くなってきましたが、野良猫は冬はどうしているのでしょう。
気になって調べてみました。
基本的に猫は寒さに弱いので、少しでも暖かいところを探して過ごしているようです。
・廃屋
・駐車場の車の下
・エアコンの室外機そば
などで寒さに耐えているらしいです。
管理人の住んでいる東京なら、まだ何とかなるかもしれませんが、北海道など寒い地域の野良猫は大変そうですね。
子猫や年老いた野良猫は寒さに耐えきれずに、死んでしまうことも多いらしいです。
ヨーロッパなどでは、動物愛護ボランティアなどが野良猫のために仮設の小さなテントなどを用意する国もあるようですが、日本ではあまり聞いたことがありません。
野良猫の寿命は3年~5年程度らしいです。
生活環境が悪く、猫白血病や猫エイズなどの病気になったり、猫どおしのケンカでできた傷から雑菌に感染して死んでしまうことも多いようです。
また、交通事故にあったり、冬の寒さに耐えられずに死んでしまう野良猫もいるそうです。
生まれた野良猫のうち、およそ半数は1歳を迎えられずに亡くなるというデータもあるそうです。
人間に飼われている猫は、15年くらいは生きるそうなので、何だか可哀想になります。
この記事を書くまでは、あまり野良猫のことを考えたことがなかったのですが、記事を書くために調べたことで彼らの過酷な運命を知ってしまう結果となりました。
単なるやんちゃな動物だと思っていた野良猫ですが、厳しい環境のなかで精一杯生きている動物だったのですね。
今度からはウォーキングのときに餌をやろうかと考えたりもしますが、それが原因で繁殖力が高まり、可哀想な野良猫が増える結果となるのは逆に残酷な気もするし。
野良猫に比べると、人間は何だかんだ言っても、恵まれた生き物なのですね。
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