イギリスのEU離脱プロセスを開始するために必要な、リスボン条約50条発動について、イギリスの裁判所が議会承認が必要との判断を下したことで、離脱交渉開始が遅れる可能性が出てきました。
今のところ、議会がリスボン条約50条発動を阻止する方向へ動くとの予想は少ないようですが、既定路線であったイギリスのEU離脱に関して、今後、ひと騒動あるかも知れません。
<ポンド円 日足>
上図は、ポンド円の日足チャートです。
6月24日に160円前後であったものが、国民投票でEU離脱が決定してから大きく下落し、現在は128円程度で推移しています。
ポンドに関しては、ここまでの下落幅が大きかっただけにEU離脱に不透明感が出れば、急上昇することが考えられます。
また、11月3日にイングランド銀行は、イギリスの年内の追加利下げがありうるとしていた方針を撤回したようです。これもポンド高の要因になる可能性があります。
管理人は、FXは滅多にやらないのですが、久しぶりにポンド円を少し買ってみました。(中長期用口座)
だめそうなら、すぐに決済予定です。
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