1月16日の日経ビジネスオンラインに、ZMPの上場延期に関して、社長である谷口恒氏のインタビュー記事が載りました。
日経ビジネスオンライン ZMP社長、上場延期・DeNA提携解消の経緯を独白
谷口恒氏が答えた要点は以下のとおりです。
・上場延期の理由は、セキュリティの脆弱性問題だけ
・上場を延期しても経営上の影響はない
・再上場申請については、時期は言えないがなるべく早く実施したい
・米インテルとの間で「2016年までに上場しなければ出資を引き上げる」との契約はない
・DeNAとの業務提携解消は昨年末にDeNA側から一方的に言われて、そりゃあないと驚いた
・今後も大手自動車会社などとは組まずに独立してやって行きたい
・2020年までにロボットタクシーは実現できる。ロボットタクシーのようなBtoBは専用企業が運用管理し、用途が決まっているので実現は早い
・ZMPの離職率が高いという噂は本当である
・ツイッターアカウントを閉じたのは社内の要請
皆さん、どのように感じましたか。
管理人の感想としては、あまりにも身勝手すぎるという印象です。
技術的なことはわかりませんが、谷口恒氏は上場企業の経営者としてはどうなのか。
セキュリティの脆弱性問題が発覚しただけで上場延期というのは、そもそも上場する準備が整っていなかったということではないでしょうか。
そんな状態でなぜ上場申請したのか。脇が甘すぎます。
上場を延期しても経営上の影響はないと語っていますが、上場延期で回りにどれだけの損害を与えたかを理解しているのか。自社への影響を語るよりもまず回りに心から詫びるべきでは。
上場すると企業は様々な問題に日々直面しますが、本当に会社を回して行けるのか。
DeNAはZMPとの業務提携を解消して日産と提携しましたが、DeNAの判断は正しいと思います。業務提携解消は契約的にも問題はないようですし。
こんな経営判断が曖昧な企業と組むと、今後、DeNAが変なとばっちりを受けることになりかねません。
ロボットタクシーにしても、独自路線で本当にできるものなのか疑ってしまいます。
まあ、こうなってしまったので、とやかく言ってもしょうがないですが、心情的にもロボットタクシーはDeNA・日産ラインを応援したいです。
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