東京のソメイヨシノの開花予想日は3月23日ですが、昨日、近所を散歩していて、すでに開花してる街路樹の桜を見つけました。
周りの桜の木は、まだ蕾でしたので、この場所が特別に陽当たりが良いためと思われます。
上の写真は近所の大きめの通りの街路樹の桜なのですが、この通りは2km近くに渡って桜並木が続いていて、満開になるととても美しく、毎年楽しみにしています。
若いころは桜にそれほど興味がなかったのですが、最近は何と美しいことかと改めて感じるようになりました。
ところで、このソメイヨシノですが、実は天然の植物ではなくクローンらしいのです。
江戸時代に染井村の植木屋が、エドヒガン系統の桜と日本固有種のオオシマザクラを交配して誕生したという説が有力で、最初は「吉野桜」として日本中に売り出され、その美しさから日本全国に広まったようです。
その後、1900年ごろ、上野公園のサクラの調査によってヤマザクラとは異なる種の桜であることが分かり、「吉野桜」という名称では吉野山に多いヤマザクラと混同される恐れがあるため、染井村の名を取り「染井吉野」と命名されたそうです。
今ではアメリカや欧州にもたくさん寄贈され、ワシントンのポトマック川のタイダルベイスンでは、毎年、全米桜祭りが行われるほど有名になりました。
このソメイヨシノ、熱帯地方に持っていっても開花しないそうで、開花のスイッチを入れるには、一定の寒さを経験するなど、さくらにとって過酷な事態を経験させる必要があるようで、何とも不思議です。
日経平均が20,000円を突破するには、ソメイヨシノのように一度、過酷な下落が必要なのかも知れないと、勝手に何でも株式に関連づけて考えている管理人がいたりします。
最近、1年経つのがとても早く、ついこの間、桜が咲いた気がするのですが、もうあれから1年が経過したのかと驚くばかりです。
また、あの美しい満開の桜がすぐそこに近づいています。
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