今月始めから日本の株式市場が北朝鮮リスクで大きく下落しました。
武力衝突が起きたら、日本とは比較にならないほどの被害を受けることが確実な韓国の株式市場がそれほど下落していないのに、日経平均だけが大きく下落したのはなぜでしょうか。
<日経平均 日足>
<韓国KOSPI 日足>
上図は日経平均と韓国KOSPIの日足チャートです。
日経平均が3月中旬から1000円近く下落しているにもかかわらず、韓国KOSPIは現在もほぼ最高値付近で推移しています。
日経平均が大きく下落した理由は、アメリカの長期金利が下落したことによる円高の影響もありますが、日本のマスコミや評論家などが北朝鮮リスクについて騒ぎ過ぎたためだと思います。
テレビでは、視聴率稼ぎのために、ワイドショーが金正恩の斬首作戦や、アメリカの先制攻撃、トランプの過激な発言、東京に核ミサイルが落ちた場合の被害予想などを生々しく報道しました。
ネット上でも、普段見かけない評論家などが、名前を売るために書いたと思われる北朝鮮有事に関する記事が溢れています。
挙句の果てには、お膝元の韓国で、日本のブロガーが書いたガセ記事がきっかけでアメリカ先制攻撃のガセ日程が広まって大騒ぎになりました。
今にでも有事が発生すると言わんばかりの情報が溢れ、日本国民は必要以上の恐怖心を植え付けられています。
しかし、よくよく考えてみると、有事を北朝鮮から仕掛ける理由はなく、アメリカも世界を破滅に導くかも知れない選択をするはずがないので、北朝鮮有事の発生確率は、始めからほぼ0%だったのです。4月25日も何も起こりません。
搭乗する飛行機が墜落する可能性は常にありますが、現実的には墜落する可能性はほぼゼロです。北朝鮮有事が発生する確率も同じようなものだと思います。
必要以上の情報が出回った理由は、日本が報道の自由が認められたオープンな国だからということになるのでしょうが、実際は視聴率を稼ぎたいワイドショー、販売部数を伸ばしたい出版社、知名度を上げたい評論家などが目先の利益を得るために行った姑息な所業の結果であると思います。
管理人も、楽しみにしていた沖縄旅行を取りやめる事態となりましたが、今になって思えば気にせずに行くべきでした。
今回の件に限りませんが、日本の報道機関には、情報の出し方に節度を持ってほしいものです。
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