先週の収支(確定損益)
先週の売買
(先物)
4月20日 日経平均先物ミニ6月限 3枚(@19,630円)決済買い
4月21日 日経平均先物ミニ6月限 3枚(@19,240円)新規買い
4月21日 日経平均先物ミニ6月限 3枚(@19,240円)決済売り
※夜間の先物売買は実日付(昼の日付)で記載。
(個別株)
4月21日 サイバーステップ 1,000株(@1,301円)買い増し
4月21日 シュッピン 2,000株(@691円)買い増し
4月22日 出前館 2,000株(@1,421円)新規買い
4月22日 野村原油 10,000株(@71円)新規買い
4月22日(PTS) 野村原油 10,000株(@65円)買い増し
4月23日 野村原油 20000株(@74円)決済売り
4月23日 純金上場信託 5,000株(@5,710円)新規買い
4月24日 純金上場信託 5,000株(@5,730円)買い増し
4月24日 サイバーステップ 1,000株(@1,261円)買い増し
4月24日 神戸物産 500株(@5,250円)新規買い
4月第4週(4月20日~4月24日)は、原油騒動に揺れた週となりました。
まず、4月20日夜間にWTI原油(5月限)が暴落してまさかのマイナス値をつけた事に驚いたのですが、翌4月21日夜間に今度はWTI原油(6月限)が一時6ドル台まで暴落。
4月20日夜間に5月限がマイナス値をつけた理由は、報道のとおり決済期日が迫った5月限原油の受け渡しに関して保管場所がタイトになったため。これは、こんな事もあるのかと納得できる。
しかし、4月21日夜間の6月限の急落は狼狽売りとしか思えませんでした。
決済期日まで1か月もあるのに、こんなに暴落したのは不自然です。
(この時点では、投機筋の売り仕掛けで投げが加速したのではないかと考えていました。)
チャンス到来で、翌日の4月22のザラバで急落した野村原油をまず71円で購入し、PTS開始とともに65円で買い増し。(急落が続く可能性があったため、とりあえず軽めに購入しました。)
夜間に買い増すつもりで体勢を整えていたところ、18時頃に野村アセットから野村原油をロールオーバーしたとのお知らせが・・
【野村アセットマネジメント】 4月21日のWTI原油先物市場および原油先物ETF(1699)について
野村原油は前日4月20日に5月限から6月限へロールオーバーしたばかりなのに、またロールオーバーとはどういう事か?
これでよくわからなくなった。
連日のロールオーバーの是非は置いといて、この時点で管理人が考えたのは6月限をロールオーバーしたタイミングはいつなのかという事。
6月限急落直前のロールオーバーである場合は、急落の直撃を回避しているため、本日の野村原油のザラバの4割以上の急落はミスプライス。
もし、これであれば今夜のWTI原油がどうであろうと明日は爆上げになる。
(ただ、後で考えるとこれはない。ザラバで事情通の機関が買いまくるはずでありここまで下げない。)
6月限急落後(または急落とともに)のロールオーバーである場合は最悪で、今後は6月限がリバウンドしたとしても、すでに大部分を7月限以降にロールオーバー済の野村原油のリバウンドは、限られることになります。
果たしてどちらなのかと見ていたところ、結果は後者のほうでした。
翌日4月23日に、がっかりしながらザラバで野村原油を早々に決済しました。
結局、どういう事だったのかというと、
4月20日の5月限の急落は、報道どおり保管場所がタイトになったことによるもの。
4月21日の6月限の急落は、前日の5月限の急落にビビった野村原油ETFを始めとするファンド勢が、緊急対応として翌月以降にロールオーバーするために投げ売りしたことが原因です。
つまり、4月21日の6月限の急落は、ファンド勢が自ら招いた急落という事になります。
確かに、6月限をそのまま持ち続けて5月限のようにマイナスをつけた場合、野村原油ETFは1円となり、上場廃止の危機となります。(他のWTI原油先物に連動するETFも同様。)
これを避けるための苦肉の策が、連日のファンド勢のロールオーバーだったのでしょうが、気になるのは急落前から原油ETFを保有している投資家です。
野村原油の場合、4月21日の終値は112円ですが、長期で保有したとしてもコンタンゴを考えると、ここまで戻すのに相当の時間がかかりそう。
まして、150円、200円くらいで購入していた投資家は悲惨です・・
野村原油に関しては、ファンド規約で限月乗り換えに関する明確な規定はないようですが、大きな損害を被った投資家はこれで納得するでしょうか?
今回の管理人は、ただのリバウンド狙いで参加しただけなのでどうでも良いのですが、もし急落前から保有する当事者であったなら、ちょっと納得できないと思います。
今回の連日のロールオーバーはファンド側が自らの保身を優先した結果であり、これにより、勝手に損を確定させられたに等しい投資家たちにとっては、受け入れがたい行為だと思います。
ファンド勢が売らなければ、6月限がすぐにマイナスに沈む可能性は限りなく低く、損切りするにしても投資家自らが考えて、それを行う期間を残すべきだったのではないでしょうか?
原油以外の先週の売買としては、まず、日経平均先物を小幅に売買。
欧米市場が落ち着いているため、目先は大きなボラは出そうになく、日経平均先物はしばらくお休みか。
個別では、4月22日に出前館、4月24日に神戸物産を新規購入。
どちらも、押目からのリバウンド基調となったところで購入したものですが、コロナ特需銘柄であるため、高値での購入となりました。
上昇が止まるようであれば、早期に撤退する予定です。
決算狙いのシュッピンとサイバーステップを買い増し。
サイバーステップは、ここまで下げる決算だったとは思えませんが、外資が空売りを増やしているようです。サイバーステップは少し長めに見たほうが良さそう。
<サイバーステップ 空売り状況>
その他では、GOLDを新規購入。
現在は新型コロナ対応でどの国も大規模な財政出動をしている状況であり、世界的に通貨の価値が目減りするフェーズに入った事は間違いないため、その対策です。
10%程度は損してもいいと考えて、保有してみます。
現在の株式市場は、これから2番底を探りに行くのか、それともV字回復に向けて上昇するのかの分岐点と言えそうです。
新型コロナによる経済悪化の底が1Qだとすれば、そろそろ仕込みたいところですが、1Qが底とはまだ断定できず、また、大型のコロナ倒産や金融破綻は本当にないのですかね。
中期的に仕込む銘柄調査はだいたい終わっているものの、本格的な購入は様子を見ています。
【保有銘柄】
(1540)純金上場信託(@5,720)10,000株
(3810)サイバーステップ(@1,354)11,000株
(9399)ビート(@74)10,000株
(3179)シュッピン(@679)6,000株
(2484)出前館(@1,421)2,000株
(3038)神戸物産(@5,250)500株
【日経平均先物ミニ】
なし
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