1/4~1/8の収支(確定損益)
1/4~1/8の売買
売買なし。
今週は売買を行いませんでした。
売買するか迷ったのはサイバーステップ。
1月3日に「ねとらぼ」からトレバの続報記事が発信されました。
従業員による告発で内部事情が暴露されていますが、管理人が読んだ印象として、特に新しい悪材料ではないと感じました。
企業として利益を追求するのは当然の事であり、上司が原価率にこだわってパワハラ気味に社員やアルバイトに接するというのは、実は多くの企業で似たような事が行われており、それほどの悪材料とは思えません。
数年前の電通のように、パワハラが行き過ぎて自殺者が出たというのなら別ですが・・
今回の記事で、敢えて新しい悪材料を探すとすれば、配送に関するゴタゴタの部分でしょうか。
倉庫内の不衛生さや、景品の扱いなど、これはちょっと酷いと感じました。
ただ、これにしても、例えば一部の大手配送業者の実体なども酷いもののようです。
会社名は出しませんが、数年前まで働いていた友人の話では、配送センターでの荷物の仕分け時にバイトが荷物を蹴る、放り投げるなどは日常的にあったようです。
荷物の中のワインボトルが割れて、他の荷物含めてそこら中が水浸しになったり、荷物の包が破れて中身が出たりすることも時々あったと聞いています。
また、前の記事から記載されているトレバの設定を人為的に操作していた件については、もちろん良い事ではありませんが、これも遊戯業界では日常的に行われています。
代表例がパチンコ業界です。
あるチェーンのまだ現役幹部である友人の話ですが、大手のホールチェーンでは、例外なくホルコンと連動して出玉率を操作する機能や、台ごとに大当たりをリアルタイムで操作する機能(つまり遠隔操作機能)が導入されています。
また、台サンドの部分に小さなカメラが設置されており、そのカメラを用いて遊戯者の顔認証を行うシステムも導入されています。
これらは、ホールチェーンが自社で開発しているのではなく、ホールへ遊戯機器を導入するメーカー(上場企業もある)が開発して提供しているのだそうです。
大きなホールチェーンだと、それぞれ自分達のチェーンが使いやすい仕様となるよう依頼して、導入しているそうです。(いわゆるハウスもの)
うちのチェーンはそんなものは導入していませんよというチェーンがあれば、知りたいものです。
パチンコ業界で、これらがまかり通る大義名分は「経営の安定」「不正の監視」「遊戯はお金を払って遊んでもらうものという思想」「依存症対策」などだそうです。
パチンコは十数年前に、はまり過ぎて自殺者が出る、駐車場の車に幼児を放置して熱中症で亡くなるなどの問題が大きく報じられました。
近年、導入が進んだ顔認証システムも、実は負け過ぎ防止(日常的にはまり過ぎの客に遠隔操作で玉を出してやる)が主目的なのだそうです。
今のパチンコにおいて優良とされる経営方針とは「トータルで勝たせないけども負けさせ過ぎない」「楽しんもらって、その分相応の遊戯料を払っていただく」ことなのだとのこと。
トータルでは負けるとわかっていても遊びたいという需要が一定数存在するため、今のパチンコはある意味では顧客第一主義になったとも言えそうですが・・
トレバにしても、パチンコにしても、遊戯者側の目線で言えば、遊戯を強制されることはないのですから、遊ぶ価値がないと考えれば、遊ばなければ良いだけの話です。
今回のサイバーステップの件は、利益第一主義である日本企業の代表として、サイバーステップが狙い撃ちされたといったところではないでしょうか。
ただ、サイバーステップの経営は、あまりにもズサンです。
年間100億円売り上げるトレバなのですから、クレーン設定や顧客対応、配送などに関して、きっちりマニュアル化して、バイト含めて従業員教育を徹底する体制を早急に作るべきでしょう。
長く続けるつもりであるのならば、目先の利益にこだわり過ぎずに、遊戯者にとって明朗で平等な遊戯環境を作る必要があります。
配送遅延などはもってのほか。配送料をいただいてでも、獲得した景品が素早く手元に届くシステムとしたほうが、遊戯者が安心して遊べるのではないでしょうか。
顧客目線に立って、遊戯者がプレーしたいと思うシステムにしなければ、今後の成長はあり得ません。
話は長くなりましたが、1月3日の「ねとらぼ」のトレバ続報記事は、新しい悪材料は少ないものの、投資家が受ける印象としては良いものではありません。
翌日以降に株価が急落する可能性がありましたので、そこで損切りするのか、または下げたところで買い増すのか、非常に迷いました。
翌1月4日のザラバの値動きを注視していたのですが、比較的冷静な値動きだったため、結局、売買せずに放置しました。
管理人はサイバーステップを中長期で保有するつもりは、今のところありません。
現状のままでは、先細りになるだけだと思うからです。
今、保有している理由は、現在の株価があまりにも下げ過ぎていると考えるからに過ぎません。
とりあえずは、1月14日の決算を跨いでみようと思っております。
ミズホメディーのnoteを書いてみた
今週、ミズホメディーの業績分析に関するnoteを書いてみました。
noteを書くのは初めてですが、有料記事としました。
ミズホメディーは、管理人の今年一番の渾身の勝負銘柄ですが、2020.12期と2021.12期の業績分析を独自に行ったほか、IR部門に何度も問い合わせて得た情報など、現時点で管理人が知っている情報をすべて載せています。
今回のnoteは核心部分を有料記事としましたが、有料と言っても売上収益は株式の売買手数料にも満たない程度のものです。
有料記事とした理由はnoteで儲けるためではなく、管理人と同じようにミズホメディーを中長期で保有する投資家だけに読んでもらいたいと思ったからです。
中長期の投資家向けであるため、短期の方はご遠慮願います。
このnoteは、投資の助言や推奨を行う類のものではなく、あくまでも個人的にミズホメディーの業績について分析したものであり、管理人の備忘録も兼ねています。
今後のミズホメディーの決算分析やIR部門から得た情報などは、この有料記事をご購入いただいた方だけにお伝えするために、当該記事の有料部分に追記してゆくつもりです。
【保有銘柄】
(3989)シェアリングテクノロジー 25,000株(@244)(損だしクロス前@302)
(7884)マーベラス 4,000株(@830)
(3810)サイバーステップ 6,000株(@704)(損だしクロス前@740)
【売り】(4755)楽天 5,000株(@1,120円)
<中長期目線>
(4595)ミズホメディー 20,000株(@1,278)(損だしクロス前@1,467)
(4107)伊勢化学工業 2,500株(@3,063)
(6787)メイコー 4,000株(@1,393)
(6890)フェローテック 8,000株(@637)
(1417)ミライトHD 4,000株(@1,382)
【日経平均先物ミニ】
なし。
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