マザーズは先物と現物の相乗下げ、2016年初頭相場を思い出す

1/11~1/14収支(確定損益)

1/11~1/14の売買

1月11日 CSランバー 1,000株(@3,170)買い増し
1月14日 ミズホメディー 1,000株(@2,260)決済売り
1月14日 塩野義製薬 500株(@7,510)新規買い
1月14日 ベストワンドットコム 2,000株(@1,601)買い増し
1月14日 ABホテル 3,000株(@1,131)買い増し
1月14日 シンクロフード 10,000株(@304)買い増し
1月14日 東祥 2,000株(@1,458)買い増し
1月14日 ケアネット 4,000株(@1,025→@870)損だしクロス

 

<日経平均 日足>

<マザーズ 日足>

<NYダウ 日足>

<NASDAQ 日足>

 

今週もマザーズ指数が大きく下落しました。

昨年末からの週間の推移は以下のとおりです。

12/30 987.94
1/7     888.15
1/14   844.78

 

昨年末からの2週間の下落率は-14.5%となりました。

ここまで下がると新興中心の個人投資家の損益は大きく悪化しており、またショート目線の短期筋は押せ押せの好展開になっていますので回復は難しいように見えます。

では、このままマザーズは下げ続けるのでしょうか。

 

思い出されるのが2016年の年初相場です。

年初の日経平均は18,818円でスタートしましたが、その後不可解な下落が続き2月中旬の14,865円まで下げ続けました。(2月中旬以降はリバウンド相場に転じる。)

当時は原油価格が急落しており、サウジなどの海外の大型ファンドが日本株を売っているとか、日本経済は失速してアベノミクス開始時点の10,000円以下まで下げるなどの憶測がマーケットで流れました。

当時の下げの原因は日経平均先物への売り仕掛けでした。
夜間の日経平均先物は、今のマザーズ指数先物のように、他指数に関係なく売り仕掛けにより弱い状態が続きました。

こうなると、

・先物が下がるので日中相場が下がる。
・日中相場が下がるので短期筋が先物に売りを仕掛ける。

の悪循環により不可解な下げがしばらく続く事になります。

ちなみに、当時のマザーズ市場はIOT相場の走りの時期であり「さくらインターネット」などの急騰があり、またドローンの「ドーン」が6連続ストップ高するなどで、日経平均が急落するのを尻目に好展開が続きました。

 

現在のマザーズの急落に関して、あくまで管理人の予想となりますが、構成銘柄が大きく変わったわけではないのに下げ続ける理由はありません。

下げが一巡すれば、どこかで底を打って上昇に転じるのではないかと考えております。

・マザーズ評価損益率(買) -31.4%
・マザーズの騰落レシオ 64

いつ底を打ってもおかしくない状況ですが、一方、下げ始めてまだ2週間ですので目先はまだ注意が必要です。

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売買

マザーズ指数の下落で中小型株は軟調なものが多く、下げ止まりの時期も不明な状況ですので、こういう時は中長期的に大きな上昇が見込める銘柄を下で拾うのが得策です。

ABホテル、ベストワンドットコム、シンクロフード、東祥を買い増し。

アフコロ銘柄はオミクロン蔓延警戒と中小型株軟調のダブルパンチで下げていますが、オミクロン株騒動が一巡すれば上昇に転じるのが目に見えている為、まだまだ買いたい。

アフコロ銘柄は、今月一杯が最後の仕込み時か。

 

今週決算があったCSランバーを決算勝負で買い増し。

昨日発表された2Q決算は予想どおり好決算となりました。

1Qの上方修正も驚異的な数字でしたが、2Qでは1Qの上限を更に大きく上に修正する驚愕の上方修正となりました。

業績好調の理由はウッドショックの長期化。

国内の木材市況の高騰は少なくとも夏前まで続く公算が高くなっています。

今回の決算では同時に分売を発表したため、株価的にどのように動くのか注目です。

<CSランバー 上方修正>

 

今回の決算シーズンでは、前回シーズンと同様にプレカット、合板、集成材などが主力の企業は好決算を連発する事は間違いないと思われます。

あくまでも個人的な見解ですが、一例として山大を取り上げます。

山大は通期会社予想に対する2Q終了時点の経常進捗率が69.0%ですが、1Qの経常損益は0でしたのでウッドショックの恩恵が出始めた2Qだけでこの進捗を稼いでいる事になります。

3Q決算で再度の大きな上方修正は堅いことでしょう。

 

<山大 3か月決算>

 

 

買値を下回ってきたミズホメディーを損切り。

目先は新型コロナの蔓延が続くと予想されますが、それよりもコロナ検査の保険点数低下が嫌気されているようです。

 

塩野義製薬を新規購入。

1月13日に日経報道で新型コロナ治療薬の進展報道がありましたが、地合いが悪いせいか翌日の株価は下落しました。

昨日のフジの報道では、最終段階の治験に入っている飲み薬タイプの治療薬については今年度中(3月中)に100万人分を製造すると報道されておりますので、近々の承認申請は確実と見られ、また現在のオミクロン株の状況から厚労省は緊急承認する可能性が高いように感じます。

塩野義製薬の治療薬 オミクロン株に「効果」 研究段階の「ペプチド」(フジテレビ系(FNN)) – Yahoo!ニュース

 

マザーズの地合い悪化で下げたケアネットを損だしクロス。

ケアネットの3Q時点の経常進捗率は91.3%であり、次の本決算で上方着地は確実と考えられ、また今期も増収増益が予想されております。

成長力から見て現在の株価は下げ過ぎに感じますが、マザーズ指数に連動する銘柄であるため、目先はマザーズ指数の動向しだいか。

 



 

【保有銘柄】
(4507)塩野義製薬 500株(@7,510)
(3696)セレス 1,000株(@2,180)
(4657)環境管理センター 6,000株(@413)
(3851)日本一ソフトウェア 1,000株(@1,623)
(7426)山大 2,000株(@999)
(4565)そーせい 3,000株(@1,724)
(9104)商船三井 500株(@6,270)
(7808)CSランバー 2,000株(@3,005)

<中長期目線>
(6577)ベストワンドットコム 4,000株(@1,678)
(3963)シンクロフード 20,000株(@323)
(2157)コシダカHD 5,000株(@608) 
(6565)ABホテル 9,000株(@1,174)
(8920)東祥 4,000株(@1,559)
(7074)247 4,000株(@890)
(2150)ケアネット 4,000株(@870)
(7453)良品計画 1,500株(@1,776)
(8886)ウッドフレンズ 500株(@3,268)
(4334)ユークス 5,000株(@377)

<先物>
なし

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