最近テレビCMで流れているウェルスナビですが、先週、口座開設通知書が簡易書留で到着しました。
簡易書留と言っても、見開きのハガキサイズの通知書です。
これで直ぐにでもウェルスナビでの運用を始められるのですが、気になるのがウェルスナビの手数料や利便性です。
ロボット(AI)が自動で分散投資を行ってくれて、過去25年間の年平均リターンが6%というのは非常に魅力的ですが、例えばロボット(AI)が自動売買するたびに、売買手数料が発生するというのでは割に合わない可能性もあります。
また、必要なときに換金できないようではiDeCoと変わらず、安易に投資を開始できません。
ウェルスナビの手数料は、本当に預けた資産の1%(3000万円を超える部分は0.5%)のみなのか、換金などの利便性はどうなのか、調べてみました。
ウェルスナビの手数料は1%のみだった
結論を先に書くと、ウェルスナビの手数料は、預けた資産の1%(3000万円を超える部分は0.5%)のみでした。
ウェルスナビが投資する運用商品は海外上場ETFです。
具体的には設定した運用プランやリスク許容度をもとに、ノーベル賞受賞者の金融工学理論をベースとしたアルゴリズムに従って、ロボット(AI)が米ドル建てでアメリカ市場において代表的な資産クラスのETFへの分散投資を行います。
ウェルスナビの資産運用アルゴリズムの概要については、ウェルスナビHPの「ウェルスナビとは」のページで公開されており、「ノーベル賞受賞者の理論がベース」という説明の中でPDFで公開されています。
ウェルスナビに問い合わせしたところ、このETF売買にかかる手数料は完全に無料であり、スイッチングなどで何回売買しても手数料はかかりません。
また、投資はドル建てで行われますが、円とドルの交換時のスプレッドもないそうです。
これ、はっきり言って、iDeCoより手数料が安いのではないでしょうか。
iDeCoが扱う投資信託は手数料が安いイメージがありますが、例えばインデックス型の「日経225ノーロードオープン」の場合でも運用管理費用が年0.8%(税抜)ですし、管理人がメインで投資している「MHAM J-REITアクティブファンド」の場合だと、運用管理費用として年1.0%(税抜)、換金時に信託財産留保額0.3%もかかります。
また、自分でスイッチングする度に投資信託によっては売買手数料がかかるものもあり、これとは別に金融機関よっては口座維持手数料が毎月発生したりします。
いつでも無料で換金できる
また、ウェルスナビはいつでも無料で換金できるそうです。
毎日20:00までに換金申請をすれば、その日夜間のアメリカ市場で投資商品の売却を手数料無料で行うようですので、急に資金が必要になった場合でも便利です。
iDeCoが60歳まで引き出しできないのに比べると、利便性は格段に高いと思います。
ただ、安易に換金できるというのは長期資産形成では逆風となる場合もありますが・・
管理人はiDeCoも運用していますが、今後はiDeCoと普段の株式投資の中間的な意味合いで、ウェルスナビによる運用を併用して行こうと思います。
ウェルスナビの仕組みや口座開設手順については下記記事にまとめてあります。
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