2019年5月の収支を検証しました。
・5月収支 +564,036円(確定分)
今月は大型連休最終日の5月6日にアメリカが中国製品への追加関税政策を発表したことで、相場が急落。
事前の報道では米中通商協議は順調に進んでいるとのことであったため、まさに晴天の霹靂でした。
管理人としては、5月以降は下げ相場になると予想していたため、大型連休前に日経平均先物の売りポジを建てており、うまい具合に展開がハマった月となりました。
ただ、展開がハマった割には収益が少ない月でした。
今月の収益が少ない理由は以下のとおりです。
・連休明けに直ぐに追加売りに動けなかったこと。
・売りポジの決済(5月27日)が1週間早かったこと。
もともと「休むも相場」の予定で小さなポジで運用していたため、積極的な攻めに転じることができなかったですが、プラス収支なら良しと考えています。
次月に向けて
6月のポイントは以下と考えています。
・米中貿易摩擦の行方
・ドル円の行方
・国内要因では7月に参議院選を控えている点
<日経平均 日足>
日経平均は高値から2000円弱下落しており、短期的な下落幅としては満足感が出やすい水準に差し掛かっています。
7月に参議院選を控えており、日本政府としてはこれ以上相場を崩したくないというのが本音ではないでしょうか。
下値は日経平均PBR1.0倍水準である20000円がひとつの目安でしょうか。
ただアメリカしだいでオーバーシュートする可能性も十分あるため、油断は禁物です。
<ドル円 日足>
アメリカの長期金利低下にリスクオフの動きが重なり、ドル円は108円台前半まで下落。
このまま下げが続くようだと日経平均も厳しいですが、果たしてどうなるか。
これ以上円高に振れる理由にも乏しいように感じますが、アメリカの利下げ観測などが織り込まれる水準はどこなのか。
<NYダウ 日足>
NYダウのチャートからは、下げ余地がまだあるように感じられますが、トランプの発言でどうにでも動きそうなので、こちらは予測不能。
結局はトランプと習近平の腹づもりしだいです。
今後の日経平均の動向を左右する最大の指標ですが、その指標がこれでは相場予想が難しいのも当たり前ですね。
管理人の6月の戦略は、日経平均先物(買い)の買い増し。
中期的な日経平均の下値はPBR1.0倍水準である20000円と考えているため、現在の位置から下は買いポジを積み上げてゆく予定です。
但し、6月はボラが大きめになりそうな月ですので、ポジは少しづつ。
まさかのオーバーシュートが発生したときに大きく買えるように、のらりくらりと運用するつもりです。
今月も日経平均先物中心にポジる予定ですが、まさかのオーバーシュート発生に備えて、新興市場の小型株の買いに動く準備を始めています。
【6月の戦略】
投資スタンス | ちまちま買う |
リスク許容度 | 中 |
投資資金 | 小 |
コメント