ちょっと遅くなりましたが、2019年6月の収支を検証しました。
・6月収支 -10,800円(確定分)
6月は決済回数が1回のみの月でした。
「休むも相場」継続中とはいえ、このブログを始めてから最低の売買回数となりました。
購入した回数も、日経平均先物(ミニ)を3回購入しただけなので、分析するほどの中身はありません。
専業とは思えないありさまです。
マクロ状況は、トランプが来年の大統領選挙を意識してか、利下げ推進や米中貿易協議の再開など、マーケットに優しい態度を継続しているため、相場にバブルの芽が生まれているように思います。
この流れに乗ってアメリカの株式指数がまた市場最高値を更新する動きになっているなど、莫大な金余り資金が相場を押し上げる循環ができつつあるように思えます。
次月に向けて
7月のポイントは以下と考えています。
・米中貿易摩擦、イラン問題の行方
・月末にアメリカのFOMCを控えている点
・月末から始まる1Q決算発表
需給要因では
・投資家のポジは売り買い交錯で必ずしも過熱していない点
・欧米の機関投資家が8月のサマーバケーションを控えている点
国内要因では
・7月21日参議院選が終了する点
<日経平均 日足>
日経平均は世界的なリスクオンの流れにのり、7月6日時点で21,746円まで上昇しているものの、日経平均PERは12.19倍であり歴史的にみて割高とはいえません。
但し、7月21日に参議院選挙が終わり、これから夏枯れの時期に入ることや、10月から始まる消費増税を考えると積極的に買える状況ではないと考えています。
国内要因では上へも下へも動きにくく、結局はアメリカしだいの流れになることでしょう。
<NYダウ 日足>
問題のアメリカですが、トランプの後押しもあり、NYダウは史上最高値を伺う動きになっています。
世界的な金余り資金が相場を押し上げており、7月末及びそれ以降の利下げ見通しによってはバブル相場に突入する可能性もありそうです。
もしバブル相場に突入した場合は、売り方にとってはやっかいなことになり、いずれは必ず弾けるものの、下手に空売りすると相場の勢いの餌食になり大きく踏み上げられる恐れがあります。
今回は果たしてどうなるだろうか・・
<管理人の戦略>
これから株式市場がバブル相場に突入してゆくのかはわかりませんが、目先としては日本では参議院選が終わり、アメリカでは月末のFOMCを通過すると、8月の夏枯れ相場がまっています。
米中貿易協議がこれ以上すぐに進展する可能性は低く、イラン問題もあるため、少なくとも8月は下げ相場になるのではないかと予想しています。
よって、今月は8月の下げ相場に向けた売りポジの構築をゆっくり進める予定です。
また、そろそろ個別株の売買も再開してゆくつもりです。
【7月の戦略】
投資スタンス | 先物は売りポジ構築 |
リスク許容度 | 中 |
投資資金 | 小 |
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