最近、相場環境が微妙なこともあり様子見が続いていて暇なので、何回かに分けてサラリーマン時代の投資スタイルについて振り返ってみます。
今回は投資の心構えについて。
サラリーマン時代の株式投資は、投資信託の積み立てと個別株を運用していましたが、投資の目的は少しづつでも確実に増やすこと。
預貯金だけでは資産の大きな増加が見込めないため、株式投資を行っていました。
投資期間は、投資信託、個別株とも中長期前提の投資でした。
個別株に投資するうえでの心構えは以下のとおりでした。
・大きな儲けを狙うよりも、損する確率の低い投資を心がける
株式市場は生涯なくならないため、損しずらい投資を続けていけば自然と儲かる。
・資金管理には十分注意する
急落相場で買えるように、常に現金比率を高位に保つ。
・買うタイミングはシビアに。売るタイミングは適当に
株はインカムを除くと購入株価と売却株価の差が損益。基本的に買ったら放置するスタイルだったため、購入タイミングには十分に気を使っていました。
また、購入は基本的に複数回の分割買い。
利益が出ていれば売却のタイミングはいつでも良いという考えでしたが、なるべく利益を伸ばすように心掛けていました。
・上がってしまった銘柄は追わない
購入しようか迷っているうちに株価が上昇してしまった銘柄は追わないことにしていました。
上場銘柄は数千銘柄あるため、高値掴みをしないことを第一に心がけていました。
・毎日相場を見ない
毎日の値動きが気にならないように投資する。損益状況の確認は基本的に週末のみでした。
・塩漬け、難平買いは中長期的な株価上昇が見込めるなら問題なし
専業になってからはヤメましたが、サラリーマン時代は中長期的に見込みがあるなら塩漬け、難平買いも問題なしのスタイルでした。一部の保有銘柄は配当をもらいながら数年間含み損を継続した銘柄もありました。
サラリーマン時代の株式投資の心構えを一言でいうと、とにかく負けない投資を行うことを心がけていました。
株式投資はあくまで資産運用のひとつであり、少しでも増えれば良いという考えでした。
次回は銘柄選別について記載しようと思います。
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