四季報秋号が発売されました。
前号より利益が増額された銘柄の中から、今後上昇する可能性のある銘柄をスクリーニングしてみました。
最終的には、抽出された銘柄を個別にみながら検討して行くことになりますが、この中にも今後の急騰銘柄が潜んでいることは間違いないと思います。
スクリーニングの基本条件は以下のとおりです。
・四季報前号から利益が増額された銘柄(大幅増額↑↑ or 増額↑)から探す。
・営業利益に関して、会社予想と四季報予想の乖離が20%以上
・四季報予想が株価に既に織り込み済の銘柄をなるべく除外するために、四季報の業績予想更新日が1か月以内のものに限定する。
四季報の業績予想更新日を1か月以内に限定しているため、それ以前からの息の長い上昇銘柄は抽出対象外となっています。
スクリーニング結果は、下記の4パターンに分けて表示しています。
・大幅増額↑↑ で、直近1か月間の株価上昇率が、0~20%未満
・大幅増額↑↑ で、直近1か月間の株価上昇率が、20%以上
・増額↑で、直近1か月間の株価上昇率が、0~20%未満
・増額↑で、直近1か月間の株価上昇率が、20%以上
直近1か月間の株価上昇率別に抽出結果を分けたのは、既に株価が上昇しているものと、そうでないものを分けるためです。
直近1か月間の株価上昇率が低いものほど今後の上昇余地が大きいとも考えられますが、一概にそうとも言い切れません。
大きく上昇する銘柄は、「株価上昇」という材料に提灯がついて、更に大きく上昇することも多いため、そこは個別に検討したいところです。
また、直近1か月間の株価上昇率がマイナスであるものは除いています。
これは、ノイズを減らすためであり、例えば(6628)ヴィスコテクノロジーは大幅増額↑↑であるものの、直近1か月間で株価は下落しています。ヴィスコテクノロジーの場合は上場時点で株価が数年分の業績の伸びを織り込んでいたため、このような株価推移になっていると思われます。
大幅増額↑↑ で、直近1か月間の株価上昇率が、0~20%未満
抽出結果 21件
大幅増額↑↑ で、直近1か月間の株価上昇率が、20%以上
抽出結果 8件
増額↑で、直近1か月間の株価上昇率が、0~20%未満
抽出結果 25件
増額↑で、直近1か月間の株価上昇率が、20%以上
抽出結果 4件
コメント
解説が全てわかりやすくて、とてもありがたかったです‼︎
ヴィスコテクノロジーの例は、初心者の私にはとても勉強になりました(^_^)
ありがとう。
参考になれば嬉しいです。