北朝鮮問題が武力衝突に発展した場合の株式市場への影響を勝手に予想

北朝鮮問題の緊張が高まっていますが、武力衝突が起こった場合の株式市場への影響を予想してみました。

あくまで、管理人による勝手な予想です。

 

まず、武力衝突に発展する確率についてですが、管理人の勝手な予想としては20%程度と予想しています。

北朝鮮としては、核開発やミサイル開発を止めるという選択はしないでしょうが、アメリカと戦争に発展した場合は勝てないことを重々承知しており、また中国の食糧支援や原油供給が止まってしまうと現実的に国を維持できなくなるため、できれば体面を傷つけない形でお茶を濁して切り抜けたいと考えているはずです。

アメリカとしては、核開発を何としても止めさせたいという想いはあるものの、武力衝突に発展した場合の自国兵士の被害や、韓国、日本への影響を無視することはできず、本音では平和的に解決したいと考えているはずで、韓国政府、日本政府からの穏便な対処への要望も強いと思われ、簡単には武力衝突に踏み切れないと思います。

どこか落としどころを見つけて、問題の先延ばしによる解決となる確率が高いと考えています。

それでも武力衝突に発展するケース(確率20%程度と予想)としては、以下と考えています。

①北朝鮮が核実験を強行
アメリカが何度も警告してるにもかかわらず、北朝鮮が核実験を実施した場合は、アメリカとしても見過ごすことはできず、多少のリスクがあっても武力衝突に発展する可能性が高いと思います。

②アメリカが先制攻撃により北朝鮮を封じられると見切った場合
アメリカが北朝鮮の軍事施設や軍事力を完璧に把握できて、先制攻撃により北朝鮮の反撃を一切許さずに制圧できると見切った場合は、武力衝突があるかも知れません。

③偶発的な事故が発生した場合
武力衝突が起こる場合、このケースが一番確率が高いと思いますが、両者がお互いに威嚇を続けるなかで、何かしらの計算外のことが起こって、戦線の口火が切られる可能性があると思います。

 

次に、武力衝突が発生してしまった場合の株式市場への影響を勝手に予想してみました。

①アメリカの圧倒的戦力により、北朝鮮に反撃を許さず短時間で決着した場合
この場合は、武力衝突発生直後は株式市場は急落するでしょうが、状況がわかるにつれて急速に値を戻し、日経平均は19,000円程度まで一気に上昇すると思います。

②北朝鮮の反撃で戦線が膠着し、戦争状態となった場合
この場合は株式市場は恐怖に支配され、投げ売り状態になると思います。
暴落後も買いは入らず、戦闘の行方が見えるまでは下落を続けそうです。
期間が長引くほど影響は大きく、数か月に渡る戦争となった場合は、最悪、日経平均10,000円程度までの下落があるかも知れません。
最初は円高に振れるでしょうが、その後ドルが買われて急速な円安が発生すると思います。
円安、株安という状態となります。

③北朝鮮のミサイルにより日本に大きな被害が出た場合
この確率は低く、また想像もしたくないケースです。
万が一、核兵器や化学兵器による被害があった場合は特に深刻です。
最悪のケースとして東京などの大都市が被害にあった場合は、大パニックがおきて株取引どころではなくなるはずです。株式市場自体が開かれない事態となるでしょう。

 

いずれにしても武力衝突があると想像を絶する深刻な事態となる可能性を秘めているため、何とか平和的に解決してほしいものです。
80%程度は武力衝突なしで決着すると予想していますが、北朝鮮の指導者が普通の方ではないため決着するまでは不安は消えません。

 

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