昨日、株仲間との飲み会で話題になったのが、twitterの株アカがつぶやいた銘柄の不調についてです。
個人投資家は、twitterの株アカの推奨銘柄をもとに株式の売買を行うことも多いと思われますが、今年の夏ごろから株アカの推奨銘柄の不調が目立っています。
管理人もtwitterの情報を参考として売買することがあるのですが、最近、あまり有効ではないと感じています。
何故、株アカがつぶやいた銘柄の値動きが悪いのか。
大手資産運用会社に勤務する友人から聞いた話ですが、今年の春ごろまでtwitterの株アカがつぶやいた銘柄が上昇しすぎるので、当局が懸念を示していたそうです。
もしかすると、何かしらの対策を打っている可能性があります。
これは推測であり確たる証拠はないのですが、おそらく株アカを常時監視するプログラムがあり、株式売買を行うAIに連動させていると考えられます。
多数の株アカのつぶやきから銘柄名を拾いだして、貸借状況や材料などを分析してターゲットを決め、株式売買を行うAIが株価が上昇しすぎないよう制御している可能性があります。
そんなことができるのかと思われる方もいると思いますが、twitterのつぶやきを監視して銘柄名を拾いだす程度の仕組みを作るのは比較的たやすいことです。
ターゲット銘柄さえ決まれば、株式売買を行うAIが株価を制御することは十分可能です。
一番目の理由は、行き過ぎる株価変動を抑えるためだと考えています。
今年の春ごろまでは、有名株アカがつぶやいた銘柄に買いが集中してバブル的な上昇を見せる銘柄が見られました。バブルの域まで上昇した銘柄は、その後急落して高値で掴んでしまった投資家は、その後の急落で大きな痛手を負うことになります。このような被害を防止するために、twitterつぶやき銘柄の株価変動の抑制を行っている可能性があります。
二番目の理由は、特定個人にだけ利益になるような状況を回避するためと考えています。
有名株アカがつぶやいた銘柄が上昇するということは、言い換えれば、その有名株アカ個人の利益が上がるということです。twitterは思ったことをつぶやく場ですから、「この株が上がると思う」とつぶやくことは法的に何ら問題ないと思うのですが、毎回、つぶやいた銘柄が上昇するという結果が伴う場合は、相場操縦に該当しないとは言い切れません。
単に利益を上げるために利用されている可能性も
もしかすると、一番目、二番目の理由ではなく、単にヘッジファンドなどが利益を上げる方法の一つとして、twitterのつぶやきを利用している可能性もありそうです。
個人投資家は信用買いが多いため、twitterのつぶやき銘柄への信用買いに対して、空売りにより株価上昇を抑えて個人投資家に投げさせ、利益を得ているということも考えられます。
大手資産運用会社に勤務する友人の見解では、大手ヘッジファンドや一部の外資ならやりかねないと言っていました。
株式投資をするにあたって、「情報」は必要なものです。
機関投資家が多方面から情報を入手できたり、多くのアナリストを抱えていたりするのに対して、個人投資家は情報源が限られます。
もし、twitterの株アカをすべて閉鎖してしまった場合、個人投資家が得られる情報が少なくなり、機関投資家との情報格差はますます広がることでしょう。
また、最近は「株探」の記事に書かれた銘柄が、翌日から急上昇することが多くなりましたが、twitterの株アカのつぶやきが相場操縦に該当するというのであれば、「株探」の記事も同様となり、証券会社からの銘柄推奨記事などもすべて相場操縦に該当することになると思います。
当記事はあくまで、管理人の株仲間との世間話から推測して書いたものであり、実際にtwitterの株アカがつぶやいた銘柄の株価抑制が行われているかは不明ですが、実際に行われているとすれば個人投資家を侮辱する行為だと思います。
実際に有るか無いかはともかく、我々個人投資家は理不尽な損害を受けないように、このような可能性も頭に入れて売買を行うのが賢明であると思います。
備えあれば憂いなしです。
なお、本当にtwitterが狙われている場合には、個人ブログなどもすでに監視されている可能性も十分あります。
管理人もブログに個別銘柄を書いていますが、このような可能性もあるということに注意したいと考えています。
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