電通新人女子社員の自殺について思う

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電通女子社員の過労自殺が労災認定されてから、関連するニュースが連日、世間を賑わせています。

何で、東大まで出た優秀な若い女性が、自殺するまでに追い込まれてしまったのか。

人生これからで、この先、たくさんの楽しい事が待ち受けていただろうに。

 

日本の企業は、業績を優先するあまりに、社員に過酷なノルマや目標を与え、その代償として、このような悲惨な事件が度々発生する事態となっています。

人間の命を踏み台にして築き上げる業績に、何の意味があるのか。

管理人は怒りを感じずにはいられません。

 

電通ほどの大企業であれば、労働基準法が遵守され、社員のメンタルケアなどを行う組織もあっただろうに。

なぜ、機能しなかったのか。

 

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担当の組織長は、自分も若い時は、こうやって鍛えられたのだからという思いがあったのかも知れません。

ただ、相手は新入社員です。

ストレスへの耐性は人それぞれで、鍛えるにしても、一人一人の性格や実力を見ながらの個別のフォローがなければ、ただのイジメになってしまいます。

会社や組織長の行為は、殺人一歩手前の過失致死にも値するものだと思います。

 

もし、この記事を読んでいる貴方が、女子社員と似たような境遇に置かれているのならば、聞いてください。

 

・まずは図太くなること。自殺を考えるなんてバカらしいと自分に言い聞かせること。

・自分だけで抱えこまず、悩みを親類、親しい友人などに相談すること。まわりに相談できなければ、過労死110番などの公共機関へ相談すること。

・それでも解決しなければ会社を辞めること。会社の一つ二つ辞めても、この豊かな日本であれば人生なんとかなります。決して今がすべてじゃない。この先、貴方には明るい未来が待っています。

 

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