令和相場期待に沸く市場環境も中期的にはどうか(2019/4/29)

今週の収支(確定損益)

今週の売買

ノートレ

 

先週は完全ノートレでした。

相場環境は大型連休を控えて相当量の利益確定売りも出ていたと思いますが、アメリカ市場が堅調であったため日経平均などの指数は高止まりしたまま10連休に突入しました。

5月から新元号「令和」に変わることもあり、新元号相場を期待する投資家も多いように感じられ、この10連休中の海外市場の動向によっては、連休明けに相場がもう一段上昇する可能性もありそうです。

そういえば、平成元年は日経平均が3万8915円の最高値をつけた年であり、令和元年も株高の年となるのでしょうか・・

 

もうすぐ新元号を迎えるこのタイミングで、現在の相場の中期的な強弱材料を改めて整理してみます。

<強気材料>
・米中貿易摩擦問題の終焉期待
・欧米の低金利継続
・VIX指数の低位安定
・中国経済が大型経済対策により年後半に持ち直すとの観測

(日本の材料としては)
・7月の参議院選挙
・警戒感から日本株が過度に買われていないこと

 

<弱気材料>
・アメリカ経済にピーク感があること
・改善期待はあるものの中国経済が減速気味であること
・英ブレグジット期限は延長されたものの、引き続き欧州が不安定であること

(日本の材料としては)
・10月からの消費増税
・来年の東京五輪後の日本経済の減速懸念

 

市場の雰囲気は新元号相場を期待する声が強いように思いますが、管理人としてはどうしても強気になれなません。

10月からの消費増税が日本経済にプラスとなることは100%ありませんし、年後半には来年の東京五輪後の景気減速を警戒する動きも出てくるはず。

株式市場は経済実態を半年~1年程度先行して織り込むのが常であるため、本来であれば日本株はそろそろ下降してもおかしくない時期です。

 

<NYダウ 週足>

現在の日本株が堅調である理由は、7月に参議院選を控えていることもありますが、何と言ってもアメリカ市場が強いことだと思います。

アメリカの株式市場が堅調であるため、日本の株式市場も崩れない・・

ただ、それだけのように感じます。

 

管理人は普段は決して売り豚ではありませんが、管理人の結論としては、今年の日本株のピークはそろそろであり、遅くとも参議院選挙のある7月までにつけるとみています。

相場が崩れる時は一気に崩れるため、その時までじっくりと売りポジを積み上げて行くつもりです。

 

【保有銘柄】
(中期目線)
なし

(短期目線)
なし

(日経平均先物ミニ(6月限))
21700円(売り) 3枚
22200円(売り) 3枚

 

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