先週の収支(確定損益)
先週の売買
11月5日(3186)ネクステージ(@1105) 2000株 買い増し
11月7日(夜間)日経平均先物ミニ(12月限)(@23580)5枚 新規売り
11月8日(9684)スクウェアエニックス(@4860)2000株 買い増し
11月8日(3937)UBICOM(@1285)2000株 買い増し
先週は予想どおりの好決算にもかかわらず下落した、保有銘柄(2銘柄)を買い増しました。
今回は、買い増したスクウェアエニックスとUBICOMの決算を振り返ってみます。
まず、主力のスクエニ。
□スクエニ 2Q実績
□スクエニ 通期会社予想
2Q時点の通期会社計画に対する経常ベースでの進捗率は65.2%。
この数字はドラクエウォークの実績が半月分だけのったものであり、3Q以降はフル寄与となります。
3Qは営利、経常、純益ともに、通期会社計画を超えてくることが確実であるため、どこまで業績が伸びるのか非常に楽しみです。
決算発表翌日に下げたのは、最近よくある決算通過後の手仕舞い売りによるものと考えられ、ありがたく2000株追加しました。
なお、ドラクエウォークのスクエニ、コロプラの収益配分に関しては、コロプラ決算資料から、コロプラの取り分は最大20%程度と予想されます。
□コロプラ 4Q決算説明資料8ページ
上記より、2019開始アプリの4Q売上は22億円。
3Qまでの流れからドラクエウォーク分は18~19億円程度と推定されます。
ドラクエウォークはネット計上とのことですので、この18~19億円がドラクエウォークのリリース後のインセンティブであると考えることもできます。
そうすると、ドラクエウォークの9月推定売上(90~100億円程度)から、コロプラの取り分は約20%となります。
問題は、スクエニから受け取る開発費がどこに計上されているのかです。
開発費は「その他(受託・VR・おで研等)」に計上されている可能性もありますが、「その他(受託・VR・おで研等)」の売上は、3Qの10.9億に対して4Qは6.4億しかありません。
通常、受託開発費は納品とともに計上されるはずであり、大型タイトルであるドラクエウォークの納品があった4Qの数字が低いのは不自然。もしかすると開発費は2019開始アプリに含まれている可能性もあるのではないかと考えられ、その場合はドラクエウォークの売上に対するインセンティブは20%を大きく下回る可能性もありそうです。
まあ、これはスクエニ押しの管理人の邪推かも知れないので、コロプラの取り分は最大20%と考えておけば良いのではないでしょうか。
続いてUBICOM。
□UBICOM 2Q実績
□UBICOM 通期会社予想
2Q時点の通期会社計画に対する経常ベースでの進捗率は47.3%。
過去3年平均の2Q経常進捗率が51.1%なのでやや減速気味に見えますが、前期比での成長は続いています。
2Qの進捗がやや低い原因は、先を見据えた戦略的投資によるものとのこと。人材育成費用にも充てているようです。
これを嫌ってか、決算翌日の11月8日に大きめに下げたため迷わず買い増しました。
管理人がここを買っている最大の理由は、グローバル事業への期待もありますが、何と言ってもメディカル事業のビジネスモデルが非常に優秀なためです。
医療機関向けのマイティシリーズの評判が非常に良く、リプレイスされにくいため、ストック&新規導入で利益が積み上がる仕組みです。市場シェアもまだ伸びしろが大きいと予想しています。
恒例となりつつありますが、今回も決算当日に、社長自ら決算説明の動画に出演していますので気になる方は見てください。
マクロのほうは、最近、世界的に相場が過熱気味に上昇しているため、先物の売りポジ構築を始めました。
こちらは、ゆっくり進める予定です。
11月に入り、REIT指数が急落したことも気になり、もしかすると機関投資家の資金が引き上げられつつあるのかも知れません。
<(1343)REIT-ETF 日足>
【保有銘柄】
(中期目線)
(2914)日本たばこ(@2,261)1,500株
(3359)タイセイ(@306)4,000株
(9684)スクウェアエニックス(@4,904)6,000株
(3937)UBICOM(@1,369)6,000株
(3186)ネクステージ(@1,083)4,000株
(短期目線)
(8938)グロームホールディングス(@615)2,000株
※LCホールディングスは10月1日に社名がグロームホールディングスに変わりました。
コメント
いつもブログ拝見しています。
UBICOMの考察は同感です。
基本的に株を長期ではもたない方針ですが、UBICOMは買い集めることにしました。
決算におけるド転売りは好機ととらえて、買い下がりを始めています。
UBICOMは長く持つなら絶好の買い時だと思います。
ここの強みは利益が出る仕組みにこだわっているところ。
要員増にしても、決算説明動画にあったように採用後に即現場への配属して稼ぎながら育てる仕組みが出来ている。
強いIR一発で株価は急騰することでしょう。