来週は一旦の反発局面へ

先週の収支(確定損益)

 

先週の売買

2月27日 日経平均先物3月限ミニ 40枚(@22,250円) 買戻し決済
2月27日 日経平均先物3月限ミニ   5枚(@22,230円) 新規買い
2月27日 日経平均先物3月限ミニ   5枚(@21,980円) 売り決済
2月27日 タイセイ 3,000株(@372円)買い増し
2月28日 タイセイ 5,000株(@341円)買い増し
2月28日 日経平均先物3月限ミニ   5枚(@20,950円) 新規買い
2月28日 日経平均先物3月限ミニ   5枚(@20,820円) 売り決済
2月28日 日経平均先物3月限ミニ   5枚(@20,700円) 新規買い


先週(というか、この記事を書いているのは土曜日なので、正確には「今週」ですが・・)は、2月27日に日経平均先物の売りポジをすべて利確。
これが結果的に悪手で、利確をもう一日伸ばせば利益が格段に違っていました。

相場格言に「頭と尻尾はくれてやれ」というのがありますが、今回の先物売買は「尻尾」どころが「下半身」の大部分をくれてやったような結果になりました。
もう一日待てば、あと1000円以上値幅を取れていた相場でした。
まあ、儲かったのでいいのですが・・



それにしても先週まで比較的平穏だったアメリカ市場がこれほど急激に下げるとは想定外でした。
NYダウは週間で3583ドル(-12.36%)の急落となり、下げ幅はリーマンショックを超えて過去最大だそうです。
コロナショックは1か月以上前からくすぶっていたのに、何故先週突如としてアメリカ市場が崩れたのか。
流行のフェーズが世界的なものに変わったからというのが一般的な解釈ですが、管理人の憶測はちょっと違っていて、1週間前にアメリカのSQを通過したから下げたのだと考えています。
SQ通過までは機関投資家が示しを合わせて買い支えていたものが、SQを通過したことでタガが外れて一気に急落したというのが真相ではないでしょうか。
金余りによる機関投資家の巨額資金恐るべしです。

<NYダウ 日足>

 

さて、来週の相場ですが、流石に短期的に戻りを試す展開になるのではないかと予想しています。
まるで世界が終わるように下げた今週の相場ですが、下げ幅のすべてが現物株が売却されたことによる下げであるはずもなく、最低でも下げ幅の数十パーセントは先物をはじめとする売りポジが建てられたことによる下げであるはず。
何しろ今は金融緩和による超金余りのご時世ですので、その資金によって上へも下へも相場が行き過ぎることになります。
来週は売りに集中したポジが買い戻されて一旦の上昇展開が訪れると予想しています。
そろそろ、世界各国で金融緩和等の対策が出て来る時期でもありますし・・
まあ、新型コロナが世界経済へ与える影響は深刻なものですので、本格的なリバウンド相場にはならないかも知れませんが。

その兆候が週末のNYダウの動きにチラホラ・・
トランプが何か言ったか知りませんが、引け前15分間で650ドルも戻したNYダウ。
機関投資家の巨額資金恐るべし。
<NYダウ 1分足>

 

ちなみに日経平均の先物も引け間際に21150円まで急激にもどして終了しています。

<CME日経平均先物 1分足>

 

先日、麻生さんが発言していましたが、今回の急落はリーマンショックとは異なり金融収縮を伴わない急落です。
つまり、金はふんだんにある状態での急落と言い換えられます。
機関投資家は、個人投資家とは違い、相場が悪いからと言って巨額資金をキャッシュのまま寝かせることができません。
何かしらの運用を強いられています。
その結果が、ロングでもショートでも相場が行き過ぎる原因であると考えています。

リーマンショックのときは、機関投資家は買いたくても買う資金がありませんでした。
サブプライムローンが巧にちりばめられた不動産担保証券(MBO)がアメリカの投資銀行によって生成され、格付け「AAA」で世界中に大量に出回り、これを担保するCDSが売られ、さらにCDSを保証するCDOが売られた。
結果的にサブプライムローンにレバレッジを何重にも効かせた商品が機関投資家に蔓延していたことになります。
この状態でサブプライムローンのデフォルトが相次いだため、関連商品の担保価値が急落して、世界中の機関投資家は巨額の損切りを余儀なくされ、最終的にはリーマンブラザーズの破綻で大規模な金融収縮が起きました。
リーマンショックのときは機関投資家は買う金がなかったのです。
今回の急落とは根本的にこの辺の事情が異なるので、下げ過ぎれば数年後を見据えて買い向かう機関投資家もいるため、株式市場がこのまま下落を続けることはないと考えています。

この辺の事象は、リーマンショックを事前に予測して巨額の利益を上げた映画「マネーショート」で語られています。
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個別株のほうは、安くなったタイセイを少しづつ買い増し。
これはバーゲンセールだと思います。
タイセイは、大胆な新中期経営計画の発表が近づいているので、来週も買い増してゆきます。

 

【保有銘柄】
(中期目線)
(3359)タイセイ(@344)16,000株
(3254)プレサンスコーポレーション(@1,244)4,000株
(4595)ミズホメディー(@2,302)1,000株

(短期目線)
なし。

(日経平均先物3月限ミニ)
買い(@20,700)5枚 

 

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コメント

  1. jo より:

    お見事ですね。
    戻りはどれぐらい見られてますか?
    下げトレンドの一時的な戻りということでしょうか。