先週の収支(確定損益)
先週の売買
5月20日 青山商事 3,000株(@792円)新規買い
5月22日 青山商事 3,000株(@765円)買い増し
5月第4週(5月18日~5月22日)の株式市場は、決算発表が一巡してコロナによる企業業績の悪化が明らかになるなかでも日経平均は週足ベースで上昇するという、まさに不況時の株高が継続した週でした。
日銀のETF買いの上限拡大や、大規模金融緩和による金余りが相場を形成するという流れは当面続きそうです。
<日経平均 週足>
今期の業績予想の発表を見送る企業が多いため不透明ですが、5月22日時点の日経平均PERは22.10倍という高水準にあります。
まあ、現在のような一時的な業績悪化の局面においては、PERで株価水準を評価すべきではないため、あまり意味はないのですが・・
日経平均PBRは1.00倍。アフターコロナを考えるならば参考とすべき指標はこちらのほうでしょうか。
依然として2番底への警戒は残るものの、1部市場の主力銘柄の貸借状況や、外国人売りが一巡しそうな状況も加味すると、現在は、ここから大きく相場が崩れる流れは想定しにくい状態であると考えています。
管理人の先週の売買ですが、PBRが0.2倍を割った青山商事を購入。
ビジネスウェアの需要低下とコロナの逆風、配当政策の白紙化などが重なって、売られに売られた銘柄ですが、さすがにこのPBRは安すぎる。
アフターコロナで業績がV字回復するかは不明ですが、明らかに売られ過ぎです。
PBR0.2倍割れという水準は、株券が紙くずになることを織り込んだ水準です。
普通であれば、赤字決算が数年続いて、やっとこの水準まで売られるというのが一般的です。
青山商事は、前期は特損計上で純益ベースでは大きな赤字となりましたが、営業利益ベースではなお黒字を確保しており、また財務も十分な余力があり企業破綻とは無縁の状況。
そもそも今、青山商事が解散するのであれば、在庫処分などを考慮しても株主は大儲けなんですけどね。
<青山商事 日足>
最近の青山商事の株価低迷の流れを管理人なりに分析すると、
本流として、
・コロナによる業績悪化
・今後も続くと予想される主力のビジネスウェアの需要低下
があり、支流として、
・今期配当が未定となったことによる安定株主の投げ売り
・レナウン破綻からの連想売り
・株価推移だけに着目した、上乗せの空売り
によって形成された株価であると考えています。
青山商事の決算分析などは下記の記事にまとめてあります。
【保有銘柄】
(1540)純金上場信託 2,000株(@5,720)
(3810)サイバーステップ 11,000株(@1,354)
(9399)ビート 10,000株(@74)
(9075)福山通運 1,000株(@3,200)
(8219)青山商事 6,000株(@779)
<中長期目線>
(6787)メイコー 4,000株(@1,393)
(6890)フェローテック 8,000株(@637)
(1417)ミライトHD 4,000株(@1,382)
【日経平均先物ミニ 6月限】
なし
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