ショートカバーによる上昇急 円安進行で日本株優位の展開も

3/14~3/18収支(確定損益)

3/14~3/18の売買

3月18日 AB&COMPANY 2000株(@750)新規買い

 

<日経平均 日足>

<マザーズ 日足>

<NYダウ 日足>

<NASDAQ 日足>

 

先週後半からの株式相場は、ウクライナ騒動一服とFOMC通過によるショートカバーで急上昇の展開となりました。
日経平均は既にウクライナ侵攻開始時(2月24日)の株価を回復しています。

近年の過剰流動性相場は短期筋の巨額資金がロング、ショートと相場を振り回しますので、この急上昇も一過性のものである可能性を排除できません。

ただ、最近の流れは、他市場に比べて相対的に日本株に優位に働く可能性も考えられます。
・継続的な円安進行
・日本のインフレは穏やか
・日銀だけが量的緩和継続
・ウクライナから地理的に遠い

 

最近の日本株の戻りの速さには違和感を覚えますが、行き場をなくした世界の投資資金が日本株市場へ流れ込む展開に期待したいところです。

なんて楽観的に考えていると、ショートカバー一巡後にまた急落する可能性があるため、なんとも難しい相場です。

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売買

先週後半はマクロ底打ち上昇の気配があり、大きく買い増しに動きたい衝動に駆られましたが、急いで買うと、また急落して痛手を負う可能性もあるため、先週は基本的に様子を見ました。

 

 

唯一の新規購入は、AB&COMPANYの打診買い。
3月16日に発表された1Q決算は、売上高は前年同期比で微増だったものの、販管費の急増で大きな減益となりました。
3月17日は寄らずのストップ安、3月18日も10%安前後で動いていたため、とりあえず打診買いしてみました。

1Q業績は落ち込みましたが通期予想は下方修正しておらず、会社予想ベースでPER8倍前後。
あと数年は年間150店舗程度の新規出店を行うようであり、当面の成長性も問題ないようです。

なにより、同時に強力な株主優待の新設を発表しており、100株保有であれば配当+優待で10%を超える利回りとなります。

但し、この銘柄は財務状況が厳しく、株主はサンライズ・キャピタルが65%を保有しており、典型的なVCのEXTI案件である点には注意が必要です。
これだけの株数を保有していると空売りも自由自在であり、EXITに向けた株価操作も激しくなる可能性があります。

目先の株価は不透明ですが、EXITに向けて上げてくる可能性が高いように思います。

 

■AB&COMPANY 1Q決算説明資料より

 

【保有銘柄】
(9251)AB&COMPANY 2,000株(@750)
(8089)ナイス 1,000株(@1,888)
(7896)セブン工業 2,000株(@526)
(7808)CSランバー 1,000株(@2,930)
(3851)日本一ソフトウェア 3,000株(@1,235)
<中長期目線>
(6030)アドベンチャー 500株(@6,230)
(6577)ベストワンドットコム 2,000株(@1,649)
(3963)シンクロフード 15,000株(@266)
(2157)コシダカHD 5,000株(@608) 
(6565)ABホテル 18,000株(@1,161)
(8920)東祥 4,000株(@1,559)
(7074)247 4,000株(@797)
(8886)ウッドフレンズ 500株(@3,268)
(4334)ユークス 5,000株(@377)

<先物>
なし

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