資産形成のためのアセットアロケーションは、株式、債券、預金、不動産(REIT含む)、コモディティなどへ分散することが常識となっています。
管理人も数年前までは、型どおりに分散を行っていたのですが、早期退職を機に、債券への分散を止めました。
過去の常識としては、株式と債券は逆相関にあり、分散しておく事で、全体的にリスクを抑えた資産形成ができるとされていましたが、今の相場環境は世界的に長期に低金利が続く見通しであり、債券に分散する意味は、ほとんどないと考えています。
債券と言っても、いろいろありますが、少なくとも国内債券に分散するメリットは思い付きません。日本の財政状況を考えると、可能性はそれほど高くないと思いますが、将来、暴落するリスクすらあると考えています。
国内債券に分散するくらいであれば、いつでも動かせる預金にしておくほうが、いざという時に機敏に動かせるため賢いと考えています。
米国債や新興国の債券なら、まだ分散価値はあるとは思いますが、今後、円高が進む可能性もあるため、為替差損の事を考えると積極的に分散する気になれません。
管理人のアセットアロケーション
以前の記事で、退職後の資産管理について記載しました。
上記には、確定拠出年金で運用している資産は含まれていないのですが、すべて含めた、9月末のアセットアロケーションを出してみました。
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今後も、しばらくは現在のアセットアロケーションを維持するつもりですが、円高がドル円で90円程度まで進むようであれば、外国債券への分散を考える予定です。
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