管理人は、20年ほど株式投資を続けており、現在、自由な生活を送れているのも、株式投資のおかげである部分も小さくないです。
今後も投資を続けてゆくにあたり、管理人の株式投資のスタイルについて記載しておこうと思います。
株価というもの
株価は、個別企業の状況や、国内の政治経済、国外の事情、地政学的事情、投資家の心理などが複雑に絡み合って形成されているものです。株価は予測不可能なものであり、インサーダーでない限り、明日の株価がどうなるかは誰にもわからないものです。
企業の株価に妥当な数値などはなく、現在の株価は、たまたま現在の諸事情で形成されているに過ぎないものです。
ファンダメンタルズもテクニカルも、参考程度には使いますが、これらに頼りすぎる投資は非常に危険です。
このような株価の不確実性を、忘れないようにしています。
株式投資のスタイル
・投資資金の最大額を決める
株式へ投じる最大額(待機資金を含む)を厳密に決めています。
退職後の資産管理 の記事にも記載したとおり、運用資産を明確に決めることにより、予期しない相場の暴落が発生した時でも、生活に影響なく、冷静に対処することができます。
・中長期的な投資と、短期的な投資を分ける
中長期的な投資を行う証券口座と、短期的な投資を行う証券口座を分けて投資をしています。
中長期的な投資は数カ月~数年の投資期間、短期的な投資は1日から数週間程度の投資期間を想定しての投資です。
中長期的な投資は、個別企業の分析を十分に行い、マクロ状況も加味して、将来的に値上がりする確率が高いと考える銘柄に投資しています。
短期的な投資は、材料が出て一時的に出来高が増加していて、1日~数週間で値上がり(または値下がり)が見込める銘柄への割り切った投資を行います。
2017年5月15日追記
リタイアしてからはスイング投資が中心となったため、口座の意味付けを以下に変更しました。
(普段売買する口座)
投資日記の対象となる口座で、投資期間は1日~数か月。
(長期放置する口座)
企業の成長にかけて長期保有を前提とする口座で、投資期間は数年。
・ブラックスワン発生時に投資する待機資金を持つ
誰も予想しない事象が発生して、相場が大暴落することが、必ず、時々発生します。
この時に、投資資金がないと、損切するか、何もせずにタダ回復を待つかの選択となってしまいます。
待機資金を準備しておくことで、相場のリバウンドで利益を狙うことが可能となります。
・買い9割、売り1割
管理人は、基本的には買いがメインです。空売りはあまり行いませんが、高確率で利益が上がりそうな時に限り、短期的に空売りをする場合もあります。
・先物とFXを少々
あまり使いませんが、相場の潮目が変わって、長めのトレンドが発生しそうな時などに時々、投資します。
・潮目が変わった時に大きく投資する
投資をしていて、一番利益を上げられるのは、相場の潮目が変わった時に投資することです。個別企業の経営方針が変わったとき、政策が変わったとき、国外の情勢が大きく変化した時などを逃さないようにしています。
特に、2012年末のアベノミクスが始まったときなどは、利益を上げる大きなチャンスでした。
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