安全資産部分の運用について

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今年の1月に退職した際、安全資産部分の運用をどうするか、いろいろ考えました。

(管理人の資産管理計画はこちら↓↓)

記事:退職後の資産管理

 

元本保証で手軽に運用するには、金利のいい退職者向けの定期預金だろうという事で、いろいろ調べました。

 

いろいろ調べたのですが、あまりにも金利が低いんですよね。

昔は地方銀行などで、金利がいい商品があったようなのですが、今は日銀のマイナス金利政策の影響で、どこも同じくらいで、魅力のある商品がないのが現状です。

 

投資信託や、外貨預金、ラップ口座などと同時に申し込めば、定期預金の金利が6%、7%(但し3カ月間だけ)なんていう商品もありますが、投資信託などの購入手数料は別にかかるだろうし、また今後の日本の状態がどうなるかわからないので、安全資産部分の運用は元本保証以外に考えられないし。

 

今ある元本保証型の退職者向け商品で、代表的なものを記載します。

三井住友信託銀行

<組み合わせ定期タイプ>
長期もののグッドセレクト(固定型)と、短期もののスーパー定期に、組み合わせて預金するタイプの商品です。グッドセレクト(固定型)の金利は普通の店頭金利ですが、スーパー定期のほうに退職者向けの優遇金利が適用されます。
預入金額は、総額で500万円~1億円ですが、半分以上をグッドセレクト(固定型)へ預ける必要があります。

○グッドセレクト(固定型)
預入期間:2年、3年、5年
金利(年利):2年、3年もの 0.015% 5年もの 0.3%
○スーパー定期
預入期間:3カ月、6カ月
金利(年利):3カ月もの 2.5%、6カ月もの:1.5%

<3カ月定期タイプ>
短期間の定期で、退職者向けの優遇金利が適用されます。

○スーパー定期
預入期間:3カ月
金利(年利)1.4%

※上記金利の適用期間は、2015年10月1日(木)~2016年9月30日(金)です。

 

三菱UFJ信託銀行

<ずっと安心信託と定期預金の組み合わせ>
長期もののずっと安心信託と、短期ものの定期に、組み合わせて預金するタイプの商品です。短期ものの定期に退職者向けの優遇金利が適用されます。ずっと安心信託部分は、受け取りを年金方式にしたり、預金者に万が一のことがあった時に、家族へ速やかな支払いがされるなどの工夫がされています。
預入金額は、総額で1000万円~6000万円ですが、半分以上をずっと安心信託へ預ける必要があります。

○ずっと安心信託(元本保証)
預入期間:5年~30年
金利(年利):金銭信託なので未定ですが元本保証です。銀行の資料では合同運用指定金銭信託で運用とされていますが、おそらく国債などで運用されていて普通預金程度の金利と思われます。

○定期預金
預入期間:3カ月
金利(年利):3.25%

※上記金利の適用期間は未定。金利情勢により変動。

 

<定期預金プランⒶ>

2年ものの定期と、6カ月ものの定期に、組み合わせて預金するタイプの商品です。2年ものの定期の金利は普通の店頭金利ですが、6カ月ものの定期のほうに退職者向けの優遇金利が適用されます。
預入金額は、総額で1000万円~1億円ですが、半分以上を2年ものの定期へ預ける必要があります。

○2年もの定期預金
預入期間:2年
金利(年利):0.01%

○6カ月もの定期預金
預入期間:6カ月
金利(年利):1.5%

 

 

結局、管理人が選択したのは、上記に記載はないですが、給与振込などにも利用していた銀行の退職者向け定期でした。

<利用した3カ月もの定期預金>
預入期間:3カ月
金利(年利):1.35%

このご時世、日銀の政策しだいで将来の金利がどうなるかわからないので、組み合わせ定期などの預入期間が長い商品は避けました。

いつ、利率のいい商品がでるかわからないですし・・・

三井住友信託銀行のスーパー定期(3カ月もの)は、利用した定期よりも年利換算で0.05%高金利なのですが、金額にすると僅かな差だし口座を開く手間もかかりますので、結局いつも利用している銀行の商品にしました。

1000万円預けて5月末に満期になりましたが、受け取れた金利は税金を引くと、26,526円でした。(寂)

これでも、普通の定期に比べると、破格の高金利なんですけどね。

 

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